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願い事には注意して (19) 


ウェンディは、あたしの上でプロのベリーダンサーのように、ゆったりと身体を動かし始めた。そういうふうにしてあたしを犯している彼女のカラダのひとつひとつのパーツ。それらが一緒になって揺れ続けている。ウェンディがすごく美しく見えた。

でも、後になってからだったけれど、そんな彼女のセクシーなダンスは、実は、別の行為を隠すためだったと知ったのだった。

ウェンディが何をしているのか分からなかったけれど、少したった後、彼女の片手が後ろに回っているのを感じたのだった。それに気づいた次の瞬間、ウェンディがあたしの睾丸を握ったのを感じた。痛い感じじゃない。だけど、しっかりと握られた。

「あたしのあそこにいっぱい出して!」

ウェンディはそう唸ると同時に、お腹や胸を突き出すようにして頭を後ろに倒した。とても淫猥だけど、美しい。あたしの身体の上、ほとんど仰向けになるほどのけぞって、彼女の髪の毛があたしの脚に触れるのも感じた。

その姿勢のまま、ぐいぐい腰を動かし、ああっ、ああっと甲高い声をあげている。ウェンディのあそこの筋肉があたしのおちんちんを強く締めつけ始めるのを感じた。

この攻撃に、あたしも限界点を超えてしまった。

この時のオーガズムはさっきのとは違っていたけど、理性が吹っ飛ぶ感じなのはまったく同じ。

最初は、身体が硬直するのを感じた。身体の筋肉すべてがぎゅーっと緊張する。耐えられないほどの緊張。

目をかっと見開き、あごを強張らせながら口を開けていた。かすれ声をあげているのが聞こえる。この声、自分の声なの? 両手でウェンディの腰をがっちりつかんで、ぐいっと自分に引き寄せていた。おちんちんをできるだけウェンディの奥に突き入れようとしてる。あたしの指が彼女の腰に食い込んでいる。ウェンディもそれを感じて驚いたのか、悲鳴をあげている。

「ああっ、すごい!」 

あたしは大きな声をあげていた。それと同時に、それまで高まっていた痛いほどの緊張が急に解放され、身体じゅうのあらゆる場所がぼんやりと暖かくなるのを感じた。

もう2回、腰を突き上げた。そして、おちんちんから噴射が始まるのを感じた。熱い体液がウェンディの身体の中に撃ち出されていく!

「ああぁぁぁ……ラリッサ!」

ウェンディがか弱い声で泣きだすのが聞こえた。あたしの出した精液が彼女の身体の中をどんどん満たしていってるんだと分かる。

目を開けると、ウェンディがあたしを見おろしていた。彼女は、驚いたような、切なそうな、愛しそうな目であたしを見つめていた。

「こんなにたくさん出されるなんて!」

そう言われて初めて、ふたりがつながっている部分に目を向けた。

白い体液が、ウェンディのあそこから溢れ出ていた。あたしのおちんちんをだらだらと伝ってベッドに流れている。あたしの濃い精液とウェンディの甘い愛液が混じった濃厚な香りが立ちのぼってくる。

あたしはたまらなくなって、ウェンディの後ろ首を掴んで、引き寄せ、激しく唇を重ねた。

舌をウェンディの歯茎に這わせ、舌先で撫でた。おちんちんがヒクッとなって最後の一滴が彼女の中に噴射するのを感じる。

でも、まだ終わってないわ。しなくちゃいけないことがまだあるの。

ウェンディの首を抱きかかえたまま、カラダを起こした。それにつられてウェンディはキャッと可愛い声をあげて横に転がった。唇を重ねたまま、クスクス笑っている。

「今度は何をするつもり?」

ちょっと驚いたような感じでウェンディは訊いた。でも、まだ興奮状態は続いている様子。

あたしは素早く態勢を入れ替えて、今度はあたしが上になった。

ウェンディはお尻をベッドの端にして仰向けになっている。あたしのおちんちんはまだ彼女の中、広げた脚の間、びちゃびちゃになっていた。

「まだ、ウェンディは完全にイッテないでしょ?」
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[2017/02/09] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (18) 

「んんんッ! むむむッ!……」

あたしに舌を吸われて、ウェンディがうめき声をあげた。ウェンディはウェンディで、両手を下に伸ばして、あたしの胸をぎゅっと握った。

最初は貪りあうような激しいキスをしてたけど、だんだんと優しい穏やかなキスに変わっていった。むしろ、ふたりとも、キスよりカラダを触りあうことの方に興味が移っていった。ふたりとも、両手で互いの身体をまさぐりあう。

ウェンディの手は柔らかかったけど、でも、しっかりあたしの乳房を握ってた。その握った手の指で、乳首を弾かれ、あたしは思わず、ああんとヨガリ声をあげた。

ウェンディは、あたしの胸をいじりながらも、絶え間なくあそこをあたしの股間へと叩きつけていて、あたしのおちんちんをどんどん奥へと入れていく。

敏感な乳首を指で摘まれ、全身に電流が走る。激しく股間を攻められ、どっちがどっちを貫いているのか分からなくなる。犯してるのに、犯されている感じ。あたしは、どんどんと絶頂へと追い立てられていった。

ウェンディはしばらくそんな攻撃を続けていたけど、ようやく、少し攻撃の手を緩めてくれた。少しカラダを離し、両腕を後ろに突いて身体を起こし、あたしのことを見おろしている。

[2016/07/19] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (17) 


ウェンディも快感に圧倒されているように見えた。

あたしは今はすっかり仰向けになっている。それにウェンディも背中を反らせていた。そして、その姿勢で、彼女はできる限りの強さで腰をあたしのおちんちんへと突き降ろし始めた。

あたしは両手を伸ばして、ウェンディの左右の乳房を握った。正直、彼女の胸にこういうことをするのを想像したことはあったけれど、実際は、そんな想像での一番イヤラシイ白日夢よりもずっと気持ち良かった。両手の指が彼女の柔肌に食い込む感触。手のひらに固く勃起した乳首が当たる感触。

「ねえ、気持ちいい?」 とウェンディが訊いた。

「ええ、すごく感じる」 かすれ声で答えた。

するとウェンディはさらに強く腰を打ちおろし、あそこの奥まであたしのおちんちんを取り込んだ。

「ああぁぁぁっ!」

思わず、ヨガリ声が出てしまう。

気づくと、彼女の乳房があたしの顔のすぐ前に来ていた。何センチも離れていない。

あたしは口を開いた。するとウェンディは優しく片方の胸を突き出して、あたしの口の中に乳首を滑り込ませた。

固く勃起しているのに、同時にとても柔らかい。それを口に含んで、優しく吸った。

「うううぅぅぅっ……!」

ウェンディはあたしに吸われて、低いうなり声を上げた。

あたしは彼女の乳首を吸うリズムに合わせて、腰を突き上げ始めた。突き上げると同時に、ちゅーっと乳首を吸う。

「アッ、ああっ! イヤッ!」

ウェンディは甲高い悲鳴をあげて喜んだ。そして、さらにいっそう強く腰を打ちおろし始めた。彼女の股間があたしの下腹部に強く当たり続ける。

もう信じられないほど強烈な感覚。いろんな意味で、2人とも激しく動き続けた。あたしも、完全に自制心を失っていた。後のことなんてどうでもいい、今だけ気持ち良ければいいの!

空いている方の手で、ウェンディのもう一方の乳房をぎゅっと握って、乳首を強くつねり上げた。

ウェンディは、きゅーっと背中を反らせて、それに合わせて股間をあたしに押しつけた。それから身体を揺らし始めた。どんどん、どんどん激しく動き始める。あたしも、その動きのリズムに合わせて、彼女の乳首を強く吸って、もう一方の乳首を強く引っぱった。

音が聞こえる。ふたりがつながってるところから、ぴちゃぴちゃとした音。あたしの睾丸がウェンディのお尻の頬を叩いている音だった。湿っぽい音も混じってる。

あたしのあそこの濡れた音? 違う! ウェンディから出てる滴があたしの肉茎を伝って、ぴちゃぴちゃ音を立ててる!

こんなことって正気とは思えないほどエッチ! そんなふうに思っていたら、ウェンディがあたしの頭の後ろに手を伸ばして、髪の毛を握った。そして、あたしの頭を引っぱって、あたしの顔を彼女の胸から離した。彼女の乳首が、本当に「ポン!」と音を立ててあたしの口から離れた。思わず顔を上げ、ウェンディの瞳を見た。強く吸われていたための苦痛と快楽が入り混じったような表情をしていた。

うーん、たまらない! ウェンディ、とても綺麗よ! すごくいい顔をしてるわ!

でも、ウェンディはすっかり貪欲になっていた。激しくあたしに身体を打ちおろしながら、口を大きく開けて、あたしに覆いかぶさって、またキスしてきた。

舌を尖らせて、あたしの口の奥へと挿しこんでくる。あたしは片手で彼女の乳房を揉みながら、彼女の舌を吸った。あたしのおちんちんを吸ってた、あの舌を吸って、口の中に引っぱり込み、ドロッとした彼女の唾液を飲んでいく。

[2016/06/17] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (16) 

ウェンディは両手をあたしの脚の両脇に突いたまま、ゆっくりと這いあがってきた。そして、左右の膝をあたしの脚の左右の外側に突いた。つまり、あたしの脚のところに四つん這いになって覆いかぶさっている形。お尻を向こう側の壁の方に向け、高く掲げてる。完璧な丸みの素敵なお尻。

乳房が張りを保ったまま、あたしの向こうずねの上5センチくらいのところに垂れている。そして、目はあたしの目をしっかり見つめてる。

その姿勢のまま、また這い上がってきた。彼女の肉体が、あたしの身体の近くを動いてるのは感じられるけど、実際はまだ、どこにも触れていない。

彼女の右の膝があたしの右の太腿のそばに来た。そして左の膝も右の太腿のそばに。そして、ピッタリとふたりの肌が触れた。彼女の柔らかい膝のあたりの肌があたしの太腿の肌に触れる。

そして今度は彼女の両手が触れてきた。あたしの胴体の側面をスーッと撫で上げてきて、脇の下に着た。そして、そのまま身体を下げてくる。それと同時にお尻をいっそう高く掲げた。猫が背伸びをするような身体の動き。それから流れるような動きで、ウェンディは滑るようにあたしの身体に身体を押しつけてきた。

最初は、彼女の胸があたしの太腿の付け根に触れるのを感じた。乳首だけが触れるような、本当にライトな接触。

次に彼女の身体全体が這い上がってくるのを感じた。彼女の乳房の谷間のところをあたしのおちんちんに押し付けてくるのを感じる。思わず、「ああーん」と声を上げてしまった。

ウェンディはそのまま前のめりになって、すぐに彼女のおっぱいがあたしのおっぱいに押しつけられるのを感じた。そこで彼女は動きを止めた。

ウェンディのおっぱいがあたしのおっぱいの上に載っている。重量感と熱がたまらない。乳首が固く立っていて、あたしの乳房の肌に食い込んでるし、あたしの固くなった乳首も彼女の乳房に食い込んでる。

そして、彼女の顔があたしのすぐ前に来てる。ぷっくり膨らんだ唇がとても素敵で綺麗。しかも、その唇にはあたしが出した精液の滴がついていて、糸を引いて垂れそうになっている。

ウェンディは注意深く、再び両膝を前に動かした。そして腰を上げ、そこで動きを止めた。彼女のあそこが熱を帯びてるのが感じられる。まだ触れていないけど、熱が放射されてあたしの下半身を照らしてる。彼女のあそこはあたしのおちんちんの上、3センチも離れていない。すごく近くて、その湿り気が感じられるほど。でもウェンディはそのまま腰を沈めてはこなかった。あたしはこんなに入れたい気持ちになっているのに、それに、彼女もあそこに入れてほしくて飢えているはずなのに、彼女はそうさせてくれなかった。

その代わりウェンディは前のめりになって、唇をあたしの唇に押しつけてきた。あたしは、これにちょっと驚いてしまった。どうして驚いたか分からないけど、驚いたのは事実。

そして、キス。彼女のキスにあたしはとろけていくような気持ちだった。ウェンディの唇はとても柔らかくて、まるで、あたしの唇をあやすためだけにできてるように感じられた。

彼女の顔面にも唇にもあたしの白濁がついていて、それがあたしの顔にも塗りつけられたけど、この、ほとんど天使のように美しいキスをされていて、全然気にならない。

心臓がドキドキ高鳴っていた。自然と身体が反ってくる。何だか、とても……彼女にキスされてることが、とても正しいことのように感じられてくる。

それに何より気持ちがいいの。どうしても声が出てしまいそう。

あたしは口を開いた。そして、ああーんと小さく、泣くようなよがり声を上げた。それと同時に、ウェンディも口を開いた。

ウェンディが、あたしが出した白濁を飲み下していなかったのは、たぶん、あたしも知っていたはずなんだけど、でも、その時に起きたことの心構えはできていなかった。

あたし自身の精液とウェンディの唾液が混じった生温かいものが、どろりと彼女の口から出てきたのだった。ああーんとヨガリ声を上げたのと同時に、どろりと流しこまれた。

あたしの出したちょっと塩辛い精液。それとウェンディの甘い唾液。それが混ざって、何と言っていいか分からない。

それを流しこまれて、あたしはさらに大きなヨガリ声を上げた。うがいをする時のように、喉のところでゴロゴロと鳴る。

その混じったものを、口の中に溜めこんで味を確かめたかったけど、お腹の中に入れてしまいたいという気持ちの方が上回った。ごくりと喉を鳴らして飲みこんだ。温かいものが喉を下っていく感覚。それに、こんな下品でイヤラシイことをしてるという感覚。そのふたつに全身が包まれる感じだった。

ウェンディは口に溜めていたものをあたしに飲ませた後、再び、あたしにキスをした。今度は前よりも情熱的に。

彼女の舌があたしの口に入ってくる。そして、あたしの舌や歯、歯茎の裏から頬の内側まで探ってきた。

彼女の舌を捕えたかったけど、そうしなかった。それよりも、彼女にされるがままになっていたかった。あたしに好きなことをしてほしいと。

ウェンディはあたしの口の中に残っていたあたしの精液や彼女自身の唾液をチューっと吸って、ごくりと音を立てて飲んだ。そうしながらも、あたしの口の中を舌で軽く叩くような動きを続け、ぴちゃぴちゃ、くちゃくちゃとリズミカルにイヤラシイ音を立てていた。そのリズムにあたしの方も反応し始め、あたしも彼女の誘うような温かい口の中に舌を挿し入れた。ウェンディの口の味がどんな味なのか確かめるために。それに、彼女がしてくれてることのお返しをしてあげるために。そうやってくちゃくちゃ音を立てながらキスを続けた。

そして、ようやくウェンディはキスを解いた。そしてあたしを見おろした。

「私、これまで、エッチした人は何十人もいるの」 ほとんど驚いているような口調だった。「……でも、こんな気持ちになったことは初めてよ、ラリッサ。してほしいの。お願い、私をヤッテ!」

ウェンディの言葉のひとつひとつに背筋がぞくぞくした。

「お願い……。私のあそこに、あなたのおちんちんを突っ込んで。できるだけ激しく。あたしを犯して。さっき、あなたをイカセてあげたでしょう? だから、今度は私を助けて。どうしてもヤッテほしいの!」

おねだりするような声であたしの耳元に囁きかけてくる。その瞬間、まさに彼女が言ったことをしようかと思った。だって、ウェンディと同じくらいあたしもそうしたかったから。でも、あたしは別の道を進むことにした。

「してあげてもいいかも……」 

あたしは落ちついた声で言った。腰を突き上げたけど、それほど高くは突き上げなかった。おちんちんの先が彼女のびしょ濡れになってる陰唇に触れた。その途端に、「うーん……!」と彼女は声を上げた。でも、あたしは突き上げるのはそこまでにした。

その気になればウェンディは、そのまま腰を沈めれば、挿入していたと思う。でも、彼女もこのゲームを気に入ったようだった。

ウェンディはあたしに微笑みかけながら、腰を回転させ始めた。あたしのおちんちんは、彼女のあそこの唇に擦りつけるようにされながら、ぐるぐる回されていた。でも、中には入らない。

「ラリッサ! ああ、ひどい人!」 あたしのおちんちんでクリトリスを擦りながら、彼女は喘ぎながら、そう言った。「ああ、どうすればいいの? 教えて? どうすれば入れてくれるの? 欲しいもの、何でもいいのよ。あなたに上げるから。だから、入れて、お願い!」

あたしは何も考えていなかったと思う。ただ口から言葉が出ていた。

「ウェンディ、あなたの魂が欲しいわ」

そう小さな声で言い、同時に、おちんちんで彼女のクリトリスを強く突いた。

「ああっ! ああーん、ラリッサ……。あなたのものよ!」

その言葉を聞くと同時に、あたしは両手を出し、ウェンディの見事な腰をがっちりと掴んで、あたしのおちんちんへとぐいっと引き寄せた。

「す、すごい!」

彼女を引き寄せながら、思わず、唸り声が出ていた。ウェンディの濡れた口が信じられないほど気持ちいいと思ったけど、それも、彼女の濡れたあそこに比べたら、全然、比較にならなかった。

文字通り、あたしの勃起を吸いこんで離そうとしない感じ。暖かいと同時に柔らかい。ねっとりと濡れていて、心が安らぐ感じ。

自分のあそこを自慰でいじって感じる気持ちよさは知ってるけど、でも、ウェンディのあそこにおちんちんを入れる方が、もっと気持ちいいように思えた。


[2016/03/31] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (15) 


ベッド脇にたったウェンディは、あたしを見おろしながら、舌を出して唇を拭いた。すごく誘惑的な感じで。彼女の舌には、まだあたしの出した白濁がついていて、そこから、たらーっと白い糸を引いて垂れた。

あたしはそれを見て、思わず「ああ、何てエッチな!」ってうめき声を出して、下唇を噛んだ。気づくと、また乳首が固くなっている。ついさっき、あんなに激しくいったばかりなのに、あたしの身体、まだ全然、満足していないのねって分かる。

ウェンディは、自分がしたイヤラシイ行為であたしが興奮したのに気づいたみたい。両手でドレスの裾を掴んだ。そして、素早く、信じられないほど巧みにドレスを捲り上げ、頭から脱ぎ、それを床に放り投げた。涎れやら精液やらで汚れたドレス。

今、ウェンディはほとんど全裸に近い姿であたしのベッドのそばに立っている。小さなピンク色のパンティは履いていた。濡れているのが見えた。そのパンティはソング・パンティ(参考)だった。着てたドレスがちょっとキツメだったから、パンティ・ラインが出るのを嫌ってソングを履いていたんだと思う。ともかく、彼女がいま身にまとってるのは、そのパンティひとつだけ。

本当にモデルみたいなカラダをしている。見事な曲線美。

小さな足先からふくらはぎを経て、滑らかに脚を登り、そして腰のところで大きく花開くように幅広になる。そこから、ウエストにかけてキュッと細くなって、胸のちょっと下のところまで細いまま。そして豊かな乳房へと続く。お腹は平らで、ウエストの細さと乳房の豊かさを完璧に補っている。

それにしてもウェンディの乳房と言ったら! どう表現してよいか分からない。世界で一番美しい乳房だと言えると思う。あたしの新しい乳房も美しいけど、でも、これは魂を売って得たモノ。彼女のは自然に得たモノ。

大きな滴のような凸形。豊かに丸みを帯びたふもとのところから、緩やかなカーブを描いて乳首に向かい、ツンと立った先端に至る。乳首は可愛いくちゅっちゅっとキスした跡のような印象。でも乳首はちょっと長く、乳輪は25セント玉くらいの大きさ。

ウェンディの美しいカラダを見ていたら、口の中がカラカラになってきた。こっちに来て、あたしのそばに来てって手招きしたかったけど、身体が動かなかった。その圧倒的な美しさに、身体が固まってしまって、ただ見つめることしかできない。以前だったら、そんな状態になったら、自分がおバカに見えてるんじゃないかって気にしたところだけど、今はそんな心配はしていなかった。それ程、彼女の裸体に魅せられていたんだと思う。

ウェンディの方も、あたしに誘われる必要がなかったみたい。彼女は、あたしが純粋に欲情している表情を浮かべているのを見て、左右の手の指をパンティの腰バンドに引っかけて、するりと降ろしたのだった。

パンティを脱ぐとき、ウェンディは腰のところを曲げて、前屈みになった。光沢のあるパンティの生地と彼女の滑らかな太腿の肌のマッチングにゾクゾクする。前屈みになった時、髪が滝のように流れ落ちるのを見たし、左右の乳房が垂れるのも見た。でも、そういう姿勢になっても、彼女の乳房の張りは全然変わらない。

ウェンディは、脱ぎ終わると元通りに立ち上がった。文字通りの素っ裸で立っている。あたしは即座に彼女のあそこに目を向けた。

ウェンディのおっぱいについては、それまでも何度も素敵と言ってきたけど、彼女のアソコについては考えたこともなかったし、彼女のアソコに特に興味を持ったことなど、それまでの人生で一度もなかったと自信を持って言える。でも、今は、違ってた。そこを見てみたくて飢えているといった衝動があって、もう、ほとんど動物的と言っていいような! これって、あたしの心が男に近づいているということなのかしら? ともかく、あたしは跳ねるように首をもたげ、ベッドの向こうのウェンディを見た。

小さな可愛い秘密の園! 完璧だった。それ以外の言葉が見つからない。ただ見るだけなのに、口の中に涎れが溢れてくる。

そこの周囲の肌は、彼女の身体の他の部分と同じく、つるつるでクリーム色。小さな割れ目は完璧なピンク色で、中央のところがひっそりと顔をのぞかせている。あそこの唇はというと、彼女の顔にある唇と同じ。ぷっくり膨らんで、あたしを歓迎しているように見える。小さなクリトリスはとても固くなっているみたいで、60センチは離れているこの場所からも見ることができた。それに、アソコのところがとても濡れているのが見えた。もっと言えば、期待からか、ポタポタ滴っているように見える。

ウェンディは、しばらくの間、両手を腰に当てて、立ったままでいて、あたしに裸体をじっくりと見せてくれていた。そのウェンディはと言うと、あたしのおちんちんを見つめている。今は興奮してピクピク跳ねているあたしのおちんちん。

いまだに無言のままウェンディは前のめりになってきて、あたしの左右の太腿のそばに手を当てた。とても近くに寄って来てて、ほとんどあたしに触れそうになっているけど、実際は、まだ触っているわけではない。あたしは動かないでいることに決め、彼女にされるがままになることにした。でも、じっとしているだけでも辛くて、意思の力を全部使わなければできないこと。


[2016/03/02] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (14) 

また、目を開けた。あたしの脚の間にいるウェンディを見おろした。固く勃起したあたしのおちんちんを咥えて、頭を上下させている。綺麗なブロンドの髪の毛が揺れている。ウェンディは目を閉じていた。鼻から息を吸って荒い呼吸になっているのが聞こえる。

あたしのおちんちんの棒は、今はすっかり濡れていてテカテカ光っていた。それを咥える彼女の厚い唇。しっかり挟んで、出しては入れてを繰り返している。

涎れがウェンディの唇の隅からダラダラと滴っているのが見える。さらに向こうに目を向けると、彼女の胸のところ、サンドレスのトップ越しに固くなった乳首が中からツンと突き出ているのが見えた。

ウェンディは何かにとり憑かれた女の人のように見えた。こんなに興奮しているウェンディを見るのは初めて。

彼女はドレスのスカートを腰のあたりまでめくりあげていた。今は、彼女のピンク色のパンティが見える。生地を通して、あそこの唇の輪郭がはっきりと見えていた。そこが濡れていて、生地に密着してるのも見えた。でも、ウェンディはそこを触っているわけではない。

片手では、あたしのおちんちんの根元をしっかり握っていた。顔を下に沈めてあたしのおちんちんを飲み込むたびに、彼女の唇が根元を握っている手に触れているみたい。

そして、もう片手はと言うと……ああ、すごい!

最初、彼女の手がどこにあるのか分からなかった。でも、急にあそこのタマタマを優しく触られているのに気づいたのだった。

あたしは下唇を噛んで、彼女の手があるところを見ようと、できるだけ横に顔をずらした。

彼女の手は、おちんちんの下のところにあって、柔らかい指であたしのタマタマを優しく撫でていた。さらにその下のあそこの唇のところにも時々、指を動かして、そこの湿り気を使って撫でてくれている。

すっかり気持ちよくって、かなり長い間、このリズミカルな手の動きによる刺激を楽しんでいた。

そうしている間に、ウェンディはタマタマを擦る手に力を入れてきた。それと同時に、指を一本、下の方に動かしてきて、あそこの花びらをいじり始めた。さらに、別の指がお尻の穴にまで近づき、指先の爪でそこを優しく引っ掻いた。こんな刺激、初めて!

でも、すごく気持ちいい。実際、感じてしまって、少し身体が跳ねたと思う。下半身を突き上げる感じで。その結果、おちんちんがウェンディの喉奥を突く感じになってしまった。

それを受けてウェンディは目を開けて、あたしの顔を見上げた。彼女、あたしが何か合図を送ったと思ったに違いない。というのも、あたしのおちんちんを咥えたまま、いたずらっぽく笑ったから。

彼女は両手をあたしの左右の膝がしらへと移動させた。それまではおちんちんの根元あたりを握っていて、飲み込むのをそこで遮っていたけど、今は違う。何も遮るものがなくなったわけで、ウェンディはゆっくりと顔を沈め始めた。彼女の両腕が曲がるのに合わせて、あたしの濡れた肉棒がみるみる彼女の口の中に消えて行く。喉の奥へと入っていくのが分かる。

そして、とうとう、ウェンディが根元まで飲み込んでしまった。あごがあたしのあそこにくっついて、鼻があたしのお腹にくっついているのが見える。

喉の気門でおちんちんが締めつけられているのを感じる。その間もウェンディはあたしを見つめていた。その目がどんどん潤んでくるのが見える。

そうして、今度はゆっくり逆のコースをたどって、口からあたしのおちんちんを出してきた。先端まで戻ると、彼女の唇からドロッとして粘液のような涎れのかたまりが垂れて、あたしの肉茎に沿って滴るのが見えた。

ウェンディはもう一度あたしを見つめ、それから目を閉じた。いやらしい、ズルズルと啜るような音が聞こえた。一度、垂れ落ちたドロッとした涎れの塊が、その啜る音に合わせて、あたしの肉茎を擦り上がってきて、また彼女の口の中に入っていくのを感じる!

「ああっ、うーん……!」

思わず溜息を漏らした。スゴイ感覚。

彼女の唇はあたしのおちんちんの先端をとらえて甘く包んでる。ひくひく言ってるのを押さえこもうとしているみたいに包んで離さない。

それから、イヤラシく唾をたらーっと出して、おちんちんの先端に垂らし、舌先で擦りこむように亀頭をねぶった。その舌先が尖がって、先端のスリットの中を探ってくる。あたしのおちんちんは、ちょっと先走りを分泌してるのか、それを吸いだそうとしている。

もう、たまらないわ! 気が狂いそう!

あたしは両手でシーツを握りしめた。必死になって耐える! だって、だって!

でもあたしの腰はあたしの意思とは別の意思を持っていた。腰が勝手に、ウェンディの舌の動きに合わせて上下に動き始める。

ウェンディは、両手をあたしの両膝に乗せたまま、動きを止めた。あたしにお口を突き上げられるがままになった。

彼女の手の爪があたしの脚の肌に食い込んだ。それは痛いんだけど、でもかえって気持ちいの。ああーッって大きな声を上げていた。

そしてあたしの腰はますます激しく速く突き上げ始めた。あたしの意思とは別の意思が、あたしの下腹部に宿っている!

首を曲げて、自分の股間を見つめた。あたしの逞しいおちんちんがウェンディの口に入っては出てを繰り返している。ほとんど暴力的とさえいえるように激しく突き上げている。でもウェンディは色っぽい顔であたしを見つめていた。その瞳は、「もっと、あたしのお口を犯し続けていいのよ」って、あたしを励ましているように見えた。しかもウェンディの口の中、舌が激しく動いていて、あたしのおちんちんを歓迎してるのが良く分かる。

それにおちんちんを彼女の口に突き上げるときの感覚と言ったら、びっくりするほど気持ちいい。ごめんなさいね、ウェンディ! でも、あなたの喉に突き上げると、喉を詰まらせたあなたが、普通より粘っこいドロッとした濃い唾を出すでしょ? それが気持ちいの。あなたの口の中で唾がぐちゅぐちゅしてて、気持ちいいの! 突き上げると、それが溢れて口の端から垂れてくるのも見てて、興奮してくるの!

もう、あたしは、ほとんど何も考えていなかった。ただ身体が勝手に動いていた。身体の中、何か痛いような、差し迫ったような緊張感が高まってくるのを感じた。多分、あの瞬間が差し迫っているのだと思った。

本当に腰が勝手に動いていて、止められない。ゼイゼイと息切れしてるのは分かってるけど、そんなこと気にならなかった。ウェンディの口に、ますます激しく突き上げながら、あたし自身が、大きなヨガリ声を出しているのが聞こえた。あたしが突き上げてるのに、あたしの口からは、ああーん、ああーんと激しく突かれて悶え泣いているような声を出している。

そして、その時、ウェンディも、あたしのおちんちんを咥えたまま、大きなヨガリ声を上げたのを聞いた。

どういうわけか、彼女のその声を聞いた瞬間、あたしは感極まって、とうとう限界を超えた。

「ああ、もうダメッ!」

大きな声でそう叫んだ。そしてダムが決壊したのを感じた。

腰をもう2回だけ、強く突き上げた後、ベッドへと降ろす。

頭の中がぐるぐる回った。身体が、何か強烈な熱い感覚を放射してる感じ。おちんちんのところを出発点にして、そこから身体全体の神経の隅々にまで放射する。自分自身と外の世界との境界が消えていく。あたし自身が溶けて、調和のとれた宇宙全体に溶けこみ、一体になっていく……。

そして、他の何より、圧迫感からの解放を感じた。身体の中に溜まりこんでいて痛いほど圧迫していたものが、身体の外にどっと溢れ出る感じ。

その瞬間、目を開けた。

そして、あたしのおちんちんから、濃くて太い白い紐が何度も吹き出てるのを見た。とても太い白紐! おちんちんの先端の穴はとても小さいので、その圧力がすごい。尿道をものすごい勢いで駆け上がるのを感じ取れる。その勢いのあまり、バギナとアナルに疼くような痛みすら感じた。なにか、下腹部の筋肉を全部、ギリギリ収縮しているような感じ。
そして、視線を上げて、その紐の着地点を見た。

腰をベッドに降ろしていたので、ウェンディの口がおちんちんから何センチも離れていないところにあった。あたしが放った濃い白濁は、彼女の唇、鼻、さらには目にまで降りかかった。そこからポタポタ落ちて、あたしの太腿あたりに滴る。

ウェンディは、あたしが出すモノの多さにちょっとビックリしてるようで、動けず、固まったままでいた。そのまま、あたしがさらにもう2発ほど噴射するのに任せていて、顔面で受けとめていた。

その直後、ようやく彼女は何が起きたのか気づいたみたいで、急いで、顔を下げ、口であたしのおちんちんの先端を覆った。まだ、あたしは噴射してるのを感じていて、今は、彼女の口の中に直接、撃ち込んでいる。そのウェンディの左右の頬が、あたしが出すモノで、みるみる膨らんでくるのを見た。

でも、その頃までには、オーガズムも引き潮になっていた。とは言え、このオーガズムはこれまでの人生で最高と言えるものだったし、あたしはバージンだから、他の人と経験したのは、これが初めて。

とてもリラックスして満足したあたしは、ベッドに倒れ、仰向けになった。おちんちんの方も、ようやく最後の数滴をウェンディの口の中に出したみたい。その後、彼女の口からするりと抜け出て、冷たい外気に触れるのを感じた。おちんちんが、本当に気が狂っているみたいに敏感になっている。

なんだか身体を伸ばしたい気持ちになり、あたしは仰向けのままベッドを這いあがり、枕を背に大の字になった。おちんちんは、まだ固いまま。ちょっと赤みがかってキラキラ輝いていた。

ウェンディは、ベッド脇の床にひざまずいたままでいた。瞳にいたずらっぽい表情を浮かべてあたしを見ていた。この時の彼女の顔、元々、可愛い顔をしているけど、この時のウェンディの顔ほど、美しいと思ったことはなかった。

あの古典的な「隣に住む女の子」的な顔は変わらないんだけど、今は、その愛らしい顔にふさわしくない淫らさがあって、すごく魅力的。顔面は彼女自身の涎れやらあたしのスペルマで覆われていたし、唇の真中からちょっと白濁を垂れ流しているのに、とても可愛らしく見えてしょうがない。

ウェンディの左右の頬は膨らんだままだった。でも、あたしがそれを見ているのに気づくと、彼女はすぐに、その口に溜まっているものを少し飲み込んだ。すごくセクシーだった。ごくりと音を立てて飲み下す。彼女の喉元が動くのが見えた。あたしが出したものが、こんな可愛いウェンディの喉をすぎて、お腹に入っていくのを想像し、ゾクゾクした。

ウェンディは何も言わなかったけれど、あたしを見る様子からすると、もっとしたがっているみたいな顔をしている。

え? いま終わったばかりなのに? そう思っておちんちんに目を落とした。そしてビックリしてしまう。射精後の虚脱感はすでに消えていて、勃起したままなのだった。実際のところ、一度も柔らかくなっていなかったみたい。ずっと固いままなの?

あたしが自分のおちんちんを見てビックリしてたところをウェンディも見ていた様子で、あたしの心の中を読んだに違いない。彼女は身体を起こして、ベッドのわきに立った。


[2016/03/01] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (13) 

ウェンディが動いた時、彼女の香水の香りが漂った。彼女が歩く時、ふくらはぎの筋肉が張る様子や、胸が揺れ動くところが目に入った。

変な感じだった。今と同じ服を着て、同じように動くウェンディの姿は何度も見てきたのに、これまでとは違った印象があったから。ウェンディは綺麗だし、セクシーだとすら思ってきたけど、色欲的な気持ちで見たことは一度もなかった。なのに、今はそんな気持ちで見ている。

あたしは自分の股間に目を落とした。相変わらずおちんちんがヒクヒクしている。コレは、思っているより大きな効果をあたしに与えているかもしれない。もしかして、心までオトコになってしまうの?

あたしは頭を振って、変な思いを振り払い、ウェンディに目を戻した。

ウェンディは、あたしのまん前、ゆっくりと腰を降ろし、ひざまずいた(その時、どうしても、あたしは彼女の胸の谷間が気になってしかたなかった)。そうして、彼女はあたしの膝に両手をあてて、おちんちんに目を向け、それから顔をあげてあたしの目に視線を戻した。

何なの、この状況! この姿勢のウェンディが、信じられないほどセクシーに見える。あたしの気持ちと裏腹に、おちんちんが勝手にピクン、ピクンと跳ねた。ありがたいことに、ウェンディはそれに気づかなかったみたい。いや、気づいても、気づかないフリをしてたのかも。

「ちょっと脚を広げてくれる? よく見えるように」 ウェンディは無邪気な顔をして、そう言った。

すごく興奮してしまい、心臓が喉の奥から飛び出してきそう! 胸が普段より早く上下に波打っているのを感じる。

「……イヤじゃなかったら、の話しよ。ただ、ちょっとよく見てみたいだけなの」

「い、いいわ……」 

返事したけど、ほとんど囁き声だったと思う。言われた通りに、両脚を広げた。ゆっくりと。それから、両腕を後ろにもっていった。ベッドに座ったまま、後ろに両ひじを突いて、身体を支え、半分、仰向けのようになった。大きなおっぱいの向こう、ひざまずいてるウェンディを見る。

ウェンディは、脚を広げると、注意深そうにあたしに近寄ってきた。あたしの脚の間に入ってくる。そして、おちんちんから60センチくらいのところで、止まった。その位置から、頭を右へ、左へと傾けながら、しばらく、あたしのあそこをじっと観察しているような感じだった。

「何だか、すごく……すごく女の子っぽいわ!」 とウェンディが言った。

彼女がアレを見て最初に言った言葉がそれだった。どういうことか分からない。

「どういうこと? それ、おちんちんなのは明らかじゃない?」

ウェンディはくすくす笑って、顔を上げ、あたしを見た。

「ええ、コレ、完璧におちんちんよ。勘違いしないで。でも、これまで人並み以上におちんちんを見てきた人の意見よ。あなたのは、普通のオトコのそれとは違うわ」

そう言われて、あたしもおちんちんに視線を向けた。あたしが見たことがあるペニスは、全部、パソコンの不鮮明で粒子の荒い画像で見たものだけ。ウェンディが本当のことを言ってるのかどうか、あたしには分からなかった。

「どういうふうに違うの?」

「そうねえ、ここらあたりを見てみて」 と彼女は指差した。「まずは、色ね。いろんな要因に寄るけど、男の人のおちんちんは、皆、違った色合いなの。とは言え、だいたい一定の範囲に収まるわ。でも、あなたのはそれから外れている。柔らかいピンク色っぽいでしょ? あなたの唇の色と同じ感じ」

指差されたところに目をやり、ウェンディの言うとおりだと思った。

「多分……」 と言いかけたけど、ウェンディは話しを続けた。

「……それに、陰毛は剃っているのかしら。そこも大きな違い。あなたの肌、つるつるしてる。男は(変態趣味の男を除けば)、そういうことしないから。それに、あなたのおちんちんは対称的なの。それにゴツゴツしてなくて、滑らか。たいていの男のは右か左か、どっちかに傾いてるものだけど、あなたのは、まっすぐになってる。とても素敵よ。あなたが、いつ、これをちゃんと見たのか分からないけど、見たら、絶対、これはおちんちんだけど、女の子についているシロモノだと思うはず」

あたしは顔が火照るのを感じた。多分、あたしを安心させようとしてるだけだろうとは知ってても、彼女にアレの容姿を褒められて、おだてられている感じになった。

「……それに、コレの下にはちゃんと女の子の可愛い花びらも残ってるし」

「あ、ありがとう……」とあたしは、はにかんだ。彼女もにっこり笑っていた。

そして、ウェンディはさらに顔を近づけてきた。おちんちんから何センチも離れていないところまで。

息が苦しくなってきた。どうして気絶しないで済んだかと言うと、ずっとウェンディの顔を見つめていたからだと思う。真剣に観察してる彼女の顔を見つめ続けていた。

裸のあたしの身体の向こうにいる、可愛い彼女の顔。美しい鼻の線。柔らかそうなピンク色の唇……。

一瞬、その唇の間に、新しくできたあたしのおちんちんを入れることが頭によぎった。でも、その時、彼女が手を動かし、あたしは、その想像がどういうことを意味するか考える間もなく、頭を振って、変な妄想を振り払った。

ウェンディはあたしのタマタマの袋を指差していた。

「ねえ、いい?」

触りたいと言っている。あたしはゴクリと生唾を飲み込んだ。どうしたらよいか、全然わからない。でも、身体の奥底では、彼女の手に触れられたら、どんな感じになるか知りたくて、居ても立っても居られない感じになっていた。触って欲しくてたまらない。それが本心。

「ええ、いいわ」 かすれ声になっていた。

「これも……」 とウェンディは手を伸ばした。

彼女の指があたしの睾丸に触れるのを感じた。思わず声が漏れそうになり、目を閉じ、下唇を噛んで耐えた。すごい感覚! おちんちん全体が信じられないほど敏感になってて、ウェンディの手がすごく柔らかく感じる。

目を開けて彼女を見ると、彼女は熱心にあたしの睾丸を観察していた。

「あなたのタマタマ、この小さな、キツキツの袋に入っているのね。つるつる肌の袋。男の場合はしわくちゃ袋が普通だけど、あなたのは違うわ。ものすごく女性的な印象」

「ああ……」 思わず唸っていた。

ウェンディは興味津津のあまり、その時まで、自分が何をしているのか気づいていなかった様子だった。彼女は、あたしのウズラ卵ほどのタマタマを手のひらに乗せて、軽く擦っていたのだった。それにようやく気づいたみたい。

「あ、ごめんなさい。ちょっと興奮しすぎてたかも」

「い、いいのよ……き、気持ちいいから」 あたしは自分を抑えきれなくなっていて、思わず口走った。

「気持ちいいの?」 とウェンディは驚いた様子だった。

「うん、いいっ……」
 
ウェンディはあたしのタマタマに手を添えたままだった。もっと言えば、優しく絞る感じにしている。それを受けて、あたしはベッドの上、身体をくねらせた。

「オーケー……」とウェンディはかすれた声で言った。「あなたが感じてると白状したから、あたしもちょっと白状しちゃうわね。いいでしょ?」 と彼女は意味ありげな表情を見せた。

「ええ……」 

あたしは、また、下唇を噛んだ。興奮のあまり、おちんちんが、文字通り、ビクンビクンと跳ねている。先端から透明な液が溢れてきて、肉棒の尿道の隆起を伝って流れるのを感じた。その液がウェンディの指に触れるのが見える。ああ、もうダメになりそう。

「セクシーな匂いがするわ」

ウェンディがそう言って、顔を赤らめた。そんな彼女の顔を見るのは初めてだった。

彼女、あたしとエッチするつもりなの? そんなことありえないとは分かっている。でも、彼女はとても真剣な顔をしていた。あたしのおちんちんに鼻を近づけ匂いを嗅いでいる。そして、その匂いを気に入っている様子なのだ。あたしは、圧倒されて、黙り込んだ。

「まったく、オトコっぽい感じじゃないわ。男のアレのような、汗っぽくてしょっぱそうな匂いが全然しない。ちょっと、どちらかと言えば、女の人のあそこの匂いに近いわ。でも、それとも違う。何だろう。分からないわ。何か違うもののような……。でも、好きよ、この香り」

ウェンディの肌が火照ってるのが見えた。彼女の手のひらが、あたしが出した液体で濡れてるのを感じた。

あたし、今、こんなに興奮しているけど、彼女も同じくらい興奮しているということ? そんなことがありえるの? 乳首が、おちんちんと同じくらい、カチコチに固くなって勃起している。ウェンディの方はどうなのかしら? サンドレスとブラの下に隠れている彼女の乳首は、どうなっているのかしら?

「嬉しい……気に入ってくれて……嬉しいわ」

自分で出した声だけど、その声が、とても誘惑的で、イヤラシイ感じになっているのを聞いて、我ながらビックリした。ウェンディもそう感じたみたい。この部屋の中、性的な緊張状態がイヤと言うほど高まっていたけど、彼女は、それまで、そのことに気づいていなかったみたいだった。でも、あたしの返事の声を聞いて、突然、彼女も気づいたみたい。今は、ふたりともはっきり気づいている。妖しい雰囲気になっていることを。そして、あたしを見つめる彼女の様子から察するに、ウェンディも、そうなってもいいと思っている様子。

「これまで……これまで、自分でいじったことあった?」

ウェンディは、そう言いながらも、すでに手をタマタマから上へと動かし、あたしのおちんちんの根元の周りを軽く指で握るのを感じた。でも、そのまま、動かそうとしていない。ただ、手をそこに添えたまま、何もしていないように振舞っている。

「いえ……いじったことがあるとは言えないと思う」

これは本当だった。ウェンディは、頷いて、下唇を噛んだ。彼女の手がおちんちんを握りながら、滑るように上がってきた。おちんちんの下部を圧迫してる。やがて、彼女の親指と人差し指の間に挟まれて、あたしのおちんちんの先端部分だけが顔を出した状態になった。ピンク色の頭のところだけが見えている。

ウェンディは、あたしのおちんちんを握ったまま、そこで動きを止めた。

「きっと、気持ちいいと思うわ。女のあそこで感じるオーガズムとおちんちんから感じるオーガズムは同じだと思う?」

「多分……多分、似てるんじゃないかしら?」

あたしは、すでに経験しているので、少なくともその経験から、そういうふうに感じることをちゃんと知っていた。違う快感だけど、同時に、似ているとも言える。

ウェンディは、握りながら、また下へと手を動かし、根元まで行くと、指先でタマタマを撫でた。

「あ、ああぁっ……」

声を出すまいと頑張ったけれど、今回は、思わず、小さなヨガリ声を出してしまった。

「フェラをされるとどんな感じになるんだろうなって思ったことない? コレができてから、そう思ったことない?」

ウェンディは眉を上げながら、そう言った。はっきりとは分からないけれど、まるで……してあげようかと、持ちかけているような感じだった。

この時点では、ふたりとも、まともな思考状態ではなくなっていたと思う。ふたりとも、すべてをカラダに支配されている感じ。カラダが求めるモノにコントロールされている感じ。自然の(というか不自然なことだけど)、自然の摂理に促されているような感じだった。こういうことを口にしたり、こういう行為をすることが、とても当たり前のことのように感じられた。

「そうね、ウェンディに言われるまでは、考えたことがなかったわ」

あたしは嘘をついた。ウェンディはうふふと笑った。その笑い声は、何か、歌を歌っているような声に聞こえた。

笑う彼女の口の中、彼女の舌先が見えた。あの舌におちんちんの先端部分を包まれたら、どんな感じになるんだろう……

「あたしね、フェラはたくさんしてきたの。自分でも分かっているのよ。高校3年の時のあたしは、淫乱女みたいなものだったって。でも、あたしは成績が良かったから、誰も何も言わなかったわ。高校を出た後も、全然、ペースを緩めなかった。ええ、ホントに、山ほどフェラをしてきたし、相手から上手だとも言われてきた。でもね、フェラをする方は充分経験があっても、フェラをされるとどんな感じなのかは全然、分からない。その点、あなたはすごくラッキーだと思うの。大半の女の子が決して感じることができないことを感じることができるかもしれないんだから。いつの日かね」

ウェンディはあいまいな言い方をしていたけど、あたしも彼女も、その時はすっかり過熱状態になっていた。彼女は、指の爪で優しく、ゆっくり、おちんちんを根元から先端まで何度も擦っていた。あたかも、無意識的にそうしているように振舞っていたけど、彼女が何を求めているかは、一目瞭然だった。それをしてと、あたしが頼むのを待っている感じ。普通だったらという言葉がふさわしいか分からないけど、普通のあたしだったらためらうかもしれない。でも、この時は、ナマの欲望ですっかり頭の中がいっぱいになっていた。

「ウェンディは、それ、上手なの?」

ウェンディの指が、おちんちんの先端から滴り出てる濃い粘液を亀頭に塗りつけるようにした。思わず、「ああっ!」と声が漏れた。

「こんな最高のフェラは初めてだって言われたことが、1度ならずあるわ」

そう言って、指先をあたしのおちんちんの先端から離した。そしてあたしの目をじっと見つめながら、その濡れた指をゆっくりと自分の口の中に入れた。そうして、指を口から出して、ゆっくりと舌舐めずりして見せた。

興奮のあまり、目が三白眼になりそう。こんなに興奮したことはない。カラダ全部に電流が走ってる感じ。

「そうねえ、こんな驚くような機会はないのだから、この機会をムダにしてはダメよね?」 と微笑んだ。「それに、初めてしてもらうなら、やっぱり、最高のをしてもらいたいわ」

「ラリッサ、何のことを言っているか分からないわ?」

ウェンディはそう言いながら、前のめりになった。彼女の顔があたしのおちんちんから何センチも離れていない。そこに彼女の熱い息が吹きかかるのを感じた。

「ウェンディ、あたしのおちんちんをしゃぶってくれる?」

思い切ってストレートに言った。彼女は何も言わなかった。両膝を床についたまま、身体を起こし、口を開いた。そして素早く、そして巧みに、頭をあたしの股間に沈めて行く。あたしの大きなおちんちんが、彼女の口の中に少しずつ姿を消していくのが見えた。熱い彼女の口の中に吸い込まれていく。

ウェンディの喉があたしのおちんちんを捉え、締めつけるのを感じた。

「ああ、すごい! ウェンディ!」

自分が白目を剥いているのが分かる。本能的に彼女の頭に両手を添えて、自分に引き寄せていた。呼吸が荒くなっていく。頭の中が空っぽになっていく。

これは、今まで感じたことがある快感とは、まったく違った種類の快感だった。

熱い口に包まれている。おちんちんだけを口に含んでもらっているのに、身体全体が彼女に飲み込まれているような感じがした。

口の中は柔らかくて、ベルベットのような感触。舌先がおちんちんの先端をくるくるとねぶっている。ペニスの下部にも圧力が加えられ、抑えきれない快感に、思わず身体がクネクネしてしまう。


[2015/12/22] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (12) 


「ええ、そうなの……つい2週間ほど前に始まったの。元通りに直す手段はあるんだけど、時間がかかることがあって」

あたしは真面目な顔をして説明した。ウェンディは頷いたが、目はまだあたしの勃起を見つめたままだった。

「もし、あなたを変人みたいな気持ちにさせてしまったなら、本当にごめんなさい。でも、とてもショッキングだったから。ショッキングと言うのも、ダメね。悪い意味だわ。何と言うか……驚きだったの……」

ウェンディは本当にすまなそうな顔をしていた。あたしは寛大に振る舞うことにした。そうすることで、彼女に一種の貸しを与えることに。

「いいえ、いいのよ。信じてほしいけど、あたしも始まった時は最初、ショックを受けたんだから。ほんとビックリして……」

そう言って、ふたりとも笑いだした。必要以上に笑ったと思うけど、それによって、部屋の中の緊張感が和らいだ。

ウェンディは、ゆっくりとためらいがちにあたしのそばに来て、ベッドの上、隣に腰を降ろした。

口の中が渇く感じがした。裸でいるときに、他の人とこんなに近くになったことが一度もなかったから。

ウェンディを見てると、知らぬ間におちんちんがヒクヒク言った。すごく均整が取れていて、綺麗なウェンディ。ブロンドの髪の毛も綺麗。これまであたしはずっとウェンディのことを一種の美の見本のように見てきていた。彼女のようになりたいと、称賛してきた。でも、今は、それとはちょっと違う。説明するのが難しいけど……。

「それで、いくつか分かったことがあると思う」 とウェンディが言った。あたしは彼女の方を向き、綺麗な緑色の瞳を覗きこんだ。

「どういうこと?」

「あの、何と言うか、あなた、いつもちょっと人から離れている感じだったでしょ? 他の人たちと付き合うのを嫌っているような。あなたのことを高慢ちきだと思っている人もいるわ。あたしは、あなたは恥ずかしがり屋だとしか思っていなかったけど。でも、考えてみると、あなたは、その病気がいつ発症するかと、ずっと、おどおどしていたのね。そして、とうとう発症してしまったと」

いきなりあたしについての情報を洪水のように聞かされて、頭の中が混乱した。いったいどうして、あたしのことを高慢ちきだなんて思えるの?」

「高慢ちき?」

「分かると思うけど、あなたとても可愛いでしょ? なのに誰にも話しかけないし、男子は無視することに決めているようだったもの」

頭の中がグルグルしていた。これって、おちんちんをつけて歩くことよりも、わけ分からないことかも! 本当に、そんなイメージをあたしは世界にばらまいていたの?

「そんなんじゃ……」 と言いかけた。

「分かってるわ。さっきあたしが言ったように、あなたは、恥ずかしがり屋なだけ。そして、そうなる理由があったんだと分かったの」

ウェンディはそう言って、また、あたしのおちんちんに視線を戻した。あたしは顔を真っ赤にさせた。

「ええ、たぶんそうかも」

ウェンディは、あたしの気持ちを察したのか、ベッドの上、あたしの方を向く形であぐらをかいて座った。あたしは顔を横にし、彼女を見た。

「聞いて。でも、そんなの関係ないわ。このことで頭を悩ます必要なんてないの。他の人がどう思おうが、思わせておけばいいのよ。それを気にする必要はないの」

「だけど……」 本当におどおどした気持ちになっていた。この睾丸がくっついてるので、なおさら。

「ラリッサ、お願いよ、あたしを避けようとするのはやめて。あたしは、あなたのことを助けようとしているの」 ウェンディは優しい声で、そう言ってくれた。にっこり微笑んでくれてもいる。

でも彼女の言葉に、頭が混乱し出す。

「あのね? 時々、他の人が、どうしてあたしがあなたと一緒に住んでるのか訊いてくるのよ。実際、昨日も友だちとそれについて話したし。いつも、『君はアンドレアと仲がいいのに、どうしてラリッサと暮らしているの。ラリッサのことをよく知らないのに』とか言うのよ。そして、あたしはいつも、何かつじつまが合うことを言って答えにするの。でもね、それは、その場しのぎの答えだわ。……あの大学一年の時の歴史101の授業、覚えている?」

何だかウェンディの話しは混乱しているような気がしたけど、一応、返事をした。

「ええ」

「あれの、確か3週目の時だったと思うけど、教授がローマ帝国か何かについて質問したの。そして教授はあなたに当てた。その時のあなた、答えを知らなかったので、トーガとかオルギー(参考)について、何かジョークを言ったのよ。それを聞いて声に出して笑ったのは教授だけだった。でもね、本当のことを言うと、あの時あたしも、あなたのジョークの意味を理解してたのよ。教室の後ろの方で、あたし、笑いをこらえるのに大変だったんだから。でも教室はしーんとしてた。そして、あなたはものすごく恥ずかしそうな感じになってしまった」

ああ、あの最悪の出来事のこと。あたしの黒歴史。完全にはっきりと覚えている。

「それでね、あなたがあのジョークを言った時、あたし思ったの。この娘、頭がいいわ。好きになったかも、って。で、その週の終わりごろ、あたし、あなたに話しかけたわ。あなたはとても優しくて、可愛いって思った。あなたのことをもっと知りたくなった。だけど、あなたはいつもあたしを遠ざけようとしている感じもしたの。でも、最後には一緒に住むことになったわけ。あの時、一緒に住むようになれば、あなたも心を開いてくれると思っていた。でも、あなたは相変わらず……何と言うか、非社会的というか、変わってくれなかった。でも今は理解できる。病気のことで恥ずかしかったからわざとあたしを遠ざけていたのよね?」

「ええ……」

そうは返事したけど、まだ心の中が虚ろな感じだった。あたしは、周りの状況を完全に誤解してたということ? ずっとあたしを「非社会的」にしてたのは誰? あたし自身だったということ?

「でも、ラリッサ? あなたは恥ずかしがる必要はないの。少なくとも、あたしの前では、そうする必要はないの。あたしは、前からずっとあなたと親友になりたかったのよ。親友は、辛い時期に互いに助け合うものでしょ? あたしの親友になって。あたしにあなたを助けさせて!」

ウェンディの言葉のひとつひとつが頭の中でぐるぐる回っていた。親友? ウェンディと親友になる?

「あたしと親友になってくれるの?」

しばらく沈黙した後、ぼそりと言った。彼女がちょっとうつむくのを見た。悲しそうな顔をしている。ウェンディは、あたしが少しも高慢ちきに振る舞っていたわけではないことを、初めて知ったようだった。あたしには、こんな優しいウェンディと親友になる資格なんてないと思う。

「もちろんよ、どうしてあたしたち一緒に暮らしていると思う? あたしたち、すでに親友じゃないの?」

ウェンディは、あたしに、自己嫌悪から抜け出すチャンスをくれている。あいまいなところも、不確かなところもない。明白にチャンスをくれているところなのだ。

「ええ、もちろん」 そう答え、にっこり笑った。目に涙が溢れてくるのを感じた。

「あたし、あなたのこの姿を見れて嬉しいの」

ウェンディのその言葉にショックを受けた。そして、ウェンディは、あたしがショックを受けたのに気づいたようだった。

「ラリッサに恥ずかしい思いをしてほしくて言ってるんじゃないのよ。でも、あたしは、あなたが困ってる姿をあたしに見せてくれて嬉しいの。あなたが困っていても、あたしは絶対、あなたを傷つけたりしないって分かってくれると思うから」

そういうとウェンディは、あたしが裸でいるにもかかわらず、あたしに寄り添ってきて、両腕であたしを包んだ。

ウェンディがあたしの親友になってくれて、こんなふうに抱いてくれている。それを感じて、涙があたしの頬を伝い流れるのを感じた。

ウェンディは、あたしが引っ込み思案で恥ずかしがり屋でい続けた本当の理由は分かっていない。でも、彼女は、そういうあたしの不安感に直接語りかけてくれている。そして……大きなおっぱいをしているのに、大きなおちんちんを勃起させているという、そんな変な姿で素っ裸でいるあたしなのに、優しく抱いて包んでくれている。それを思った瞬間、あたしは、人づきあいの場面で長年いつも感じていた不安感から、すっかり解放されていくのを感じた。これは完璧だと思った。

長い時間、そのままでいた後、ようやくあたしも泣くのをやめ、ウェンディは抱擁を解いた。そして、ふたり、顔を向きあって、ちょっとためらいがちに目を合わせた。思わず、ふたりとも笑いだした。

「ラリッサはどう感じたか分からないけど、でも、あたし、前より気持ちが軽くなった感じよ」

そうウェンディは言った。あたしも、同じように身体から重荷が降りた感じがした。

「ええ、あたしも。本当にありがとう、ウェンディ」

彼女が、孤立状態のあたしに手を差し伸べて、あたしを救ってくれたのを、ふたりとも知っている。だけど、彼女は、「あたしは何もしてないわ」と答えて、いなした。

「でも……本当にあたしにありがとうと言いたい気持ちなら、ちょっとだけ、いい?……ちょっとだけ見せてほしいの……」

ウェンディは、かすれ声の囁き声になって、言葉の最後のあたりを言った。あたしはビックリして目を丸くした。

無意識に自分の股間に目を降ろすと、こんな感きわまった状況で、ぼろぼろ泣いていたあたしだったのに、あそこの部分は、まあだ、力強く勃起したままでいるのが見えた。それに、先端のところには透明のねばねばした液体が出てる。

「えぇっ?」

すっかりビックリして言った。ウェンディが、あたしのコレに近寄りたいと思ったこと自体にビックリ。

「ねえ、いいでしょう! うふふ。事態が逆で、あたしにコレができたら、あなたも見てみたくなるはずよ!」

逆の立場になったら、どうしたいと思うか、正直、あたしには分からなかった。

「痛い思いをさせたりしないから」

ウェンディはじっとあたしの目を見つめている。本当に興味があるらしいのは明らか。

あたしはちょっと考え込んだ。見られたくないのは本当。でも、「イヤ」とも言いたくなかった。たった今、ふたりは心をうち解けあったばかりだもの。ウェンディとの関係を台無しにしたくなかった。

「いいわ……でも、注意してね。それ……敏感なの」

「ヤッター! 超注意するから安心して、約束する!」

ウェンディは、そう言うと、素早くベッドから飛び降りて、身体を反転させ、あたしと対面する形になった。


[2015/12/15] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (11) 

指には、それまでよりもずっとたくさん精液がついていた。指を口に入れた後、舌でこね回すようにして味わった。思ったより濃厚な味がして驚いた。舌を口の中の天井部分に当てて、こねるようにして、香りを鼻に抜けるようにさせた。

この味、好きだった。嘘を言っても始まらない。悪い味じゃないわ。

口の中のモノを飲み込んで、また指を身体に戻して、さらに新しいのをすくった。何を口に入れてよくて、何がいけないかなんてすっかり忘れ、今は、これを味わうことを純粋に楽しもうと決めた。どうせ、誰にも見られていないし、構わないと思った。

じゃにむに指で精液をすくっては、口に運ぶ。口の中、まだ味わってる最中でも、指を身体に戻し、新しいドロドロを探し、すくい取っていた。おへその水たまりからも、おっぱいからも、さらにはおちんちんの先端にも指を伸ばして、すくい取り、口に運んだ。

香りも味もすごく魅惑的だった。うまく言葉で説明できない。それに、興奮させるものでもあった。その存在を無視しようと頑張っていたけど、生温かい精液を飲み下せば、飲み下すほど、あたしのおちんちんは固くなっていった。そして、気がつくと、またも勃起して直立していた。

唇のところはヌルヌルまみれだったし、ほっぺたにも少しついていたけど、身体に目をやったら、テカテカに光ってはいたものの、いつの間にか、白濁はすっかり姿を消していた。知らぬ間に、全部すくって食べてしまったのだ。どんだけ食べたか、自分でも分からない。よっぽど、気が狂ったように貪り続けていたのだろう。

ペニスが疼いていたし、触りたいと思う自分もいたけど、最後の数滴を飲み下すと、突然、何だかおどおどした気持ちに変わってしまった。それに、身体のベトベト感が急に気になってくる。

「シャワーを浴びなきゃ」

自分におちんちんができていたこと、生れて初めてのペニスからのオーガズムを感じたこと、そして……自分が出した精液を食べたこと。そんな興奮が治まっていくのに合わせて、不思議と無感覚になっているのに気がついた。ついさっきまでおちんちんのことが気になっていたのに、射精をし、後始末を終えると急に無関心になる。男の人ってこうなのか? でも、味や匂いはまだ残っていて、その点でのドキドキ感はまだ残っていた。

ベッドを汚す心配がなくなったので、立ち上がった。大きなおっぱいがぶるんぶるんと揺れる。それと同じように、勃起状態のおちんちんもぶるんぶるんと揺れた。それを見て、ちょっとたじろいだ。

でも、今日はこのおちんちんのことは無視しようと決めた。もう、おちんちんについては充分遊んで楽しんだし、そもそも、こんなモノがあたしの身体にくっついてること自体、決して、正しいことじゃないのだ。今日は、この後は、いつも通りの生活をして、その後、リリスに取り除いてもらうよう頼もう。それで、この件は一件落着。

そう心に決めただけでも、ずいぶん気休めになった。いつか後になって、このことを思い出し、あたしは、そんなこともあったわねと大笑いするはず。それから、誰か彼氏を見つけよう。だって、アノ味、もっと味わいたいから。

そのように、おちんちんのことはさしあたり無視しようと決め込んだものの、たったひとつ問題があった。前にも言ったように、この大きなおちんちんが勃起していること。

もう、コレのことは考えまいと決めたのに、まだ勃起したままだ。勃起するなと思えば思うほど、逆にいっそう勃起してくるみたい。

椅子に掛けてあるタオルを掴んで、胸の周りを包んだ。大きなおっぱいのおかげで、胸のところ、タオルが大きく盛り上がって見えるのに、その胸の谷間の向こうに、もうひとつ大きな盛り上がりが見えて、がっかりする。ビーンっと突っ立ってるんだもん。

廊下に出てウェンディやウェンディの友だちに出くわしたらどうなるか、想像すらできない。あたしは部屋の中を見回し、テレビのリモコンとiPodを入れておいたバスケットを見つけた。それを取って、股間の前に被せた。どうして変なところにテントができてるのかを説明するよりも、どうしてバスケットを持っているのかのほうが説明しやすいから。

部屋のドアを開けて、首を出した。家の中は静かだし、誰もいない感じ。素早く部屋からバスルームまでの数メートルをダッシュ!! 

バスルームに入った後、すぐに鍵をかけ、バスケットを降ろした。そして、ふうーっと安堵の溜息をつく。

タオルを剥いで、シャワールームに入ろうとした時、鏡に映った自分の姿が目に入った。長い髪、愛らしい目、張りのあるおっぱい、曲線美豊かな腰、長い脚、そしてビンビン跳ねてる大きなおちんちん。

どうしてだか分からないけど、ふと、思った。これらの部分部分が一緒に組み合わさった自分の姿が、何と言うか……いい感じだなと。こんな格好でも大丈夫なのと自分に問いかけたわけではない。ただ、自分の姿を見て、「これって、何だか、セクシー」と自然に感じたのだった。

でも、そんなふうに感じたと自覚してすぐに、頬が真っ赤になるのを感じた。恥ずかしくなって、あたしは鏡を見ないようにしてシャワーに飛び込んだ。

シャワーを浴び、髪を洗った。身体を洗う時、下を見ないようにしたし、ペニスも洗わなかった。シャワーのお湯をかけてれば充分清潔になるだろうと思った。依然として、アレは存在していないと思いこみ続けたのだった。

シャワーを浴びていたのは、ほんの数分。すぐに出て、身体を拭いた。意識的に鏡は見ないようにした。こんな姿をセクシーだと思った自分が恥ずかしかったし、そういう気持ちになりたくなかったから。

タオルを身体に巻いて、ドライアーで髪を乾かした。それを終えた時、ちょっとだけ下を見た。そしてビックリする。だって、まだあそこが勃起したままだったから。

まあいいわ、コレのことについて悩むのは自分の部屋に戻ってからにしよう。今日は日曜日だから、気になったら、部屋に閉じこもって、外に一歩も出なければいい。退学になってるんだから授業の心配もない。

バスルームのドアの鍵を開け、ちょっとだけ開けた。聞き耳を立てたが、やっぱり静かなまま。

あたしは素早くシンクに置いておいたバスケットを取って、ドアを開け、もう一度、外をチェックした。誰もいない。びくびくしながら、つま先立ちで部屋へと戻った。歩くと、乳房とおちんちんが同じリズムで上下に揺れるのを感じる。誰もいないのに、顔が赤くなるのを感じた。

そうして自分の部屋に戻り、ドアを閉めた。

「ふうーっ!」

ドアが閉まる音を聞きながら、安心して溜息をついた。安心すると、すぐにタオルが気になった。これを巻いてると、おちんちんにも乳首にも擦れて、妙に気になってしまう。あたしはタオルを剥いで、床に放り投げ、素っ裸になった。そうしてベッドに腰を降ろした。

両手を後ろについて、身体を支え、ベッドの端に座る。両膝は閉じていた。その太腿の間から、おちんちんがニョキっと突っ立っていて、その根元には睾丸がふたつ並んでいる。おちんちんは勃起したまま、あたしの顔を見つめていた。

ダメだ、この変な状況、シャワーを浴びても全然変わらない。

その時、何かカチャリと音がした。そして、あたしは全身に鳥肌が立つのを感じた。

部屋のドアに鍵をしてなかった! ドアが勢いよく開いた!

「ねえ、ラリッサ、ジーナが帰ったの。それで……え? な、何?」

ドアのところ、ウェンディが立っていた。目をまん丸にさせてこっちを見ている。

あたしは必死に枕を探し、身体の前に置いて隠した。でも、遅すぎた。ウェンディはあたしの姿を見た後だった! もう何も考えられない!

「あう……あわ……あう……」

それしか言えなかった。陸に上がった魚のように口をパクパクさせるだけ。

ウェンディは長い間、ただあたしを見つめてるだけだった。瞳がガラス玉みたいになっている。顔には、困惑した表情を浮かべている。

しばらくした後、ウェンディはようやく、自分が見た光景を飲み込んだようだった。気が変になりそうなのを心配してるかのように、部屋の中を見回し、何かに気づいたのか、急に後ろを向いて部屋のドアを閉めた。

彼女が後ろを向いた時、黄色いサンドレスの裾が舞い上がった。その時、スカートの下の、彼女の綺麗な長い脚が見え、あたしは奇妙な興奮を感じた。

ウェンディは、またすぐにこっちに振り返って、あたしのところに駆け寄ってきた。目がギラギラしている。顔には、こんなこと信じられないって表情が浮かんでる。

「ラリッサ、いったいどういうこと? 本当に、どういうことなの?」

彼女は完全にショックを受けてる感じだった。あたしの真正面に立って、あたしのおちんちんを見おろしていた。

「あたしは……あたしは……」

何か言おうとしたけど、何を言ったらいいんだろう? こんな状況に備えることなんて考えていなかった。

「こんなことおかしいわよね。何と言うか、これってあなたの身体なわけないんでしょ? これまでも、バスルームとかで、あなたがドアの鍵をかけ忘れてて、あたしがあなたが着替えてるところに入ってしまったことが何度もあったわ。そんな時、あなたの身体を見てるもの。あなたにコレがついてたりなんかしてなかったのは、ちゃんと知ってるもの。あなたは……何て言うの? シーメール? そんな人じゃないこと、ちゃんと知ってるもの。いったい何が起きてるの?」

ウェンディは、このここまで全部、一息で言った。頭に浮かんだことを全部、そのまま口に出しているのは明らか。

あたしは、おどおど、ドキドキしてて、身動きできなかった。それにウェンディにこんなに近くから見られていて、恥ずかしすぎる!

彼女は、その後もいくつかわけのわからないことをしゃべった後、しゃべるのをやめて、あたしの顔を見た。

「あたし……、あたし……」

また話しだそうとしたけど、話しが出てこない。こんな最悪の悪夢、ありえない! もともと、ひと付き合いが苦手で、それに不安を抱えていたというのに、その不安感がいっそう強化されてしまう。だって、ルームメイトがいきなり部屋に入ってきて、女の身体のはずのあたしに巨大なペニスが生えているのを見られたんだもの! ああ、もうお終い!

「どこか悪いの? お医者さんに行く? それとも……これ、意図してしたことなの? ラリッサは、男か何かになろうとしているところなの?」

「違うの、あたし……」

返事しようとしたけど、ウェンディは話しを続けたままだった。

「でも、だったらどうして豊胸手術をうけたの?」 と彼女はあたしの胸を見ながら言った。

「ラリッサの胸は小さかったはず。これ、本物じゃないわ。でも昨日は、あなたはワンダーブラをつけていなかったわ。ほんと、すごい胸! でも……もしあなたが男になろうとしているところだとして、どうして、こんな大きなおっぱいをつけてもらったの? 本当に、本物っぽく見えるわ!」

ウェンディの話しのスピードはますます速くなっていた。もう、話しながら、狂乱状態になっている。そして、あたしはと言うと、それに合わせて、ますますおどおどした状態になっていた。

こんな状況のもとでは、黙ったままでいることの方が、話すことより悪い結果につながると思った。今の状態だと、何にもならない!

「ウェンディ! ストップ!」

「あっ……」

ウェンディは夢から覚めたみたいに、頭を振った。そして、またあたしのおちんちんへと目を降ろした。でも、もうしゃべるのは止めている。

「ああ、えーっと、うーん……全部、説明するわ。だから、ちょっと落ち着いて」

ウェンディは素直に頷いた。

あたしはおちんちんに目を降ろした。あたしの身体の中で、唯一、女性的に柔らかくなっていない部分がココなのね。まだ、カチコチに勃起している。いったい、これからどう話したらいいだろう? 考えなくちゃいけない。

ウェンディには疑問に応えると約束してしまった。どう言ったらいいだろう? このおちんちんをつけてもらうよう、悪魔に魂を売ったなんて言えっこない。たとえウェンディが悪魔の話しを信じてくれたとしても、どうして、こんなおちんちんを願ったのか、その理由を知りたがるだろう。

手術を受けたみたいな角度から話しても、やっぱり同じ問題にぶちあたる。加えて、ウェンディの言うとおり、ふたつの大きなおっぱいと、大きなおちんちん1本は全然、理屈が通じない。

胸が苦しくなってきたし、手に汗を握ってる。苦しい…まるで完全にアレになったみたいに。そう……

「病気!」

そう叫んでいた。

そして我に帰って、一度、咳払いをした。

「……とても珍しい、先天的な病気。白人女性の35万人にひとりにしか生じない病気。さらに最悪なのは、その病気になっているかどうかは20代にならないと分からないらしいの。その病気にかかってるかを知りたければ、子供の時に遺伝子検査を受けなくちゃいけないんだけど、それって、とても高額なの。この病気のことを知ったのは、あたしの遠い叔母さんが、この病気にかかっていたから。でも、子供のころに遺伝子検査を受けた時、結果は、この病気にかかってるかどうかは50%だと言われたわ。だから、誰にもこのことは言わなかった。症状が出ないようにと、ずっと祈り続けながら、黙っていたの。だけど、最近……ウェンディも分かったように、症状が出てしまったのよ」

これまでの人生で、こんなホラ話をスラスラ言えたことは一度もなかった。今の話し、筋が通っているかどうかも分からなかった。ただ、話し始めたら、スラスラと出てきた。あたしは、ウェンディに見えないところで、指をクロスさせた。

何秒か、ウェンディはただ茫然とあたしを見つめたままだった。でも、その後、急に瞳の表情が柔らかくなった。

「それじゃ、それって……医学的なことなのね?」

あたしは安堵してホッと息をついた。どうやら、信じてくれたみたい。それに、何か恥ずかしい病気の状態になったとして、ルームメイトになら、それを秘密にしてくれるよう頼むことができるはず。そうよね?


[2015/12/10] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (10) 


第3章 キンタマ

翌日、日曜日。あたしは昨日の朝よりはちょっとだけ早く目が覚めた。でも、この日も、ぐったりした目覚めだった。昨日は二日酔いのような感じだったけど、今朝は寝すぎた感じの目覚め。

目を擦って頭を振った。昨日の朝とは違って、朦朧とした感じはなかった。昨日の夜に起きたことはすべて明瞭に覚えている。リリスが来たことも、ふたつ目の願い事をしたことも。

堂々と肝が据わった性格になっているのか、ウェンディに会ってみようかとか、街に出て誰かに話しかけてみようかとか思った。テストしてみたかった。

でも、自分が本当にそういうふうに性格が変わったのか……「キンタマ」がついた感じの堂々とした性格になったのか、自分でもよく分からなかった。

いつもと変わらない感じ。試すためには、他の人がいるところに行かなければならないのかもとも思った。

毛布を腰のところまでめくって、ちゃんと胸があるのを見て嬉しかった。まだ、たったの二日目だけど、やっぱりこの胸が大好き。とても綺麗。しかも、またジンジン痛み始めている!

昨日、自分のおっぱいを吸ったときの快感が大好きだったし、もう一度、して見たいと思った。今度はフィニッシュのところをリリスに邪魔されないだろうから。

自然と笑顔になって、身体をベッドの背もたれにズリ上げて、首を前に倒す姿勢になった。多分、これから毎日、これをすることが毎朝の行事になるだろうなと思った。

片方の乳房を持ち上げて、小さなピンク色の乳首を唇のところに引っぱり上げた。前よりも今回は楽にできた。どうすればよいか会得したから。繰り返すうちに、どんどん楽になっていくだろうと思った。

固くなった小さな突起を口に押しつけた途端、ゾゾっと電流が身体を走り、ぶるっと身体が震えた。目を閉じて、その快感を味わう。乳首を吸い始めると、すぐに濃いミルクがあたしの口の中を満たし始めた。

「ああ、いいわぁ!」

乳首を咥えたまま、思わず声が出てくる。自分の身体がこんなに美味しいモノを産出するなんて! その甘さを堪能した。

そして飲み始めると同時に、身体の奥から、あのじんじんする疼きが湧きあがってくる。オーガズムに徐々に登りつめて行く、あの疼き!

ゆっくりと安定したリズムでおっぱいを吸い始めた。ミルクが乳房から出て、喉の奥へと流れ、そこを通って行く感覚を味わう。

昨日と全然変わらない強烈さ! 最初はゆっくりとしたペースで行こうと思っていたけど、やっぱりそれでは我慢できなくなっていった。吸えば吸うほど、もっともっと欲しくなり、だんだんスピードが上がっていく。気持ちの上ではゆっくり味わいたいと思っているのに……。

そして、何分もしないうちに、片方の乳房が空っぽになってしまった。でも、あたしは目を閉じたまま、高まった興奮が鎮まる前に、素早く空っぽになった乳房を離して、もう一方の乳房を唇に押しつけた。慣れた調子で吸い始めると、すぐに温かくて美味しい液体が口の中に溢れてくる。

こちらも、最初はゆっくりと、優しく、そして一定のリズムで吸い始めた。味が前より甘さを増してる感じがした。糖分が最後の一滴まで行きわたっている感じ。

自分の乳房を口に咥え、ミルクを吸いながら、あたしは、ああん、ああんと声を上げ、ベッドの上、身体を自由気ままにクネクネさせ悶え続けた。心臓の鼓動が速くなってるのを感じた。あそこの方でも快感を得たいと思った。

ベッドの上、ちょっと姿勢を整えようと動いた時だった。何かいつもよりパンティがキツイ感じがしたのだった。どうしてそんな感じがするのか分からなかった。それが気になって、思いっきり絶頂に登ることができない感じ。ひょっとすると、知らないうちに身体を動かしすぎて、パンティが丸まって股間に食い込んでいるのかなと思った。

あたしは乳首を咥えたまま、掛け毛布を剥がし、目を開いた。

脚の間に目をやり、すぐに眉をしかめた。夜の間に、あたしはいつの間にかパジャマを履いていたのだろう。それはよくあることなので、不思議ではなかった。不思議だったのは、脚の間に大きな盛り上がりがあったこと。まるで、パジャマの前のところに何か詰め物でもしてるみたいになっている。

それが何なのか、ぜんぜん分からなかった。あたしはちょっと不安になりながらも、口に咥えたままの乳首を吸って、少しミルクを吸いだした。

その瞬間、ちょっと驚いて、思わず身体がビクッとなった。だって、おっぱいを吸うのに合わせて、パジャマの中のモノがビクッと動いたから。

でも、その時は、オーガズムに向かって一直線に駆け上っている途中だったので、途中で止めることができなかった。あんなに絶頂に近づいていなかったら、途中で止めていたと思う。心配になって止めていたと思う。

でも、その時は頂点が間近になっていた! 身体の奥に快感がズンっと蓄積されていて、すぐに解放してと叫んでいたし、ミルクもすごく美味しくて、途中で吸うのをやめるなんて、とてもじゃないけど、できっこない!

でもパジャマの中のモノも気になっていた。空いてる方の手を脚の間にもっていき、ショーツの端を掴んだ。そうして、最後のひと吸いとばかり、乳房を強く吸って、最後の一滴を吸いだすと同時に、ショーツを引っぱり降ろした。

熱を帯びて、全身を包みこむようなオーガズムが襲ってくるのを感じた。同時に、露わにした脚の間に目をやった。

それまで、あたしはオーガズムに達した時の、泣き声に近い喘ぎ声を上げていたと思う。でも、その声は、すぐに、頭の中が混乱した時のうめき声に変わった。

あたしの脚の間から顔を出し、あたしの顔を見ていたのだ……おちんちんが!

固くなった15センチくらいの、皮が向けたペニスが、ショーツの中から突き出ていて、あたしの顔を見つめている! ビクンビクンと跳ねながら!

あたしはビックリして、ハッと息をのむ声を出した。でも、それと同時に、あたしはオーガズムの頂点に達し、全身の筋肉がぎゅーっと収縮する感じになり、強烈な解放感が全身を襲った。昨夜のそれに比べても強烈で、これまでの人生で最大級の破壊力!

ぐはあぁぁぁっ! とても女の子のあたしが出した声とは思えないような声を出していた。そして、一瞬、脚の間にできていた不思議なモノのことが頭から消えた。

でも、頭から消えたのは、文字通り、一瞬だけだった。目を閉じたままだったし、口も開けたまま、ああー、ああーっと声を出して、強烈なオーガズムに浸っていたけど、そうしながらも、何か熱いものが飛んできて、まぶたや鼻、それに開けたままの口に振りかかるのを感じる!

ビックリして目を開けた。そして、あたしの身体についたペニスから、白いものがたくさん、ビュッ、ビュッと噴射してくるのを見たのだった!

驚きのあまり、身動きすらできなかった。でも、感じることはできた……これって、精液? 自分の身体から出てるのは分かる。さらに噴射は続いていて、乳房やお腹に振りかかってくる。あたしは本能的に口を閉じた。

そして味わったのである。多分、あたしは、それが何であれ、口の中に飛び込んでいたのに気づいていなかったのだろうと思う。ほんの数滴だったとは思う。あたしは、バージンだし、精液を味わったことなどないし、それを味わうことすら考えたこともなかった。

味はと言うと、少ししょっぱい感じだった。濃厚な味。口の中に残っていたミルクの甘さと混じり合って、不思議な風味がした(けれど、不快な味では決してない)。むしろ、美味しいと思った。何が起きてるか、完璧に頭が混乱していたものの、味についてそう思ったのは本当だった。

ゆっくりとだけど、オーガズムで頭が朦朧としてる状態から回復するのにつれて、あたしは自分の状況に対する意識がはっきりしてきた。オーガズム状態の時は頭の中が混乱して朦朧としてるけれど、でも、意識がはっきりしてくるにつれて、いっそう頭の中が混乱状態になっていく。これってどういうことなの?

自分の身体に目をやった。身体じゅうに、どろっとした白い液体がついていた。大きな乳房には、両方とも、そういう紐状の白いものが幾筋もあって、覆われている。お腹の方にあるのはもっと濃くて、おへその窪みには水たまりまでできていた。ちょっと身体がベトベトしている感じ。

指先でそれをなぞってみた。濃くてベトベトしている。でも、温かくて、触った感じもそんなに悪くない。むしろ、肌に擦りこんでみたら、ちょっとヌルヌルしてて気持ちいいとも言えた。

あたしはポルノをよく見ているから知ってるけど、これって、かなり量が多い。ビデオで男の人が出すのを何度も見たことがあるけど、こんなにたくさん出したのは見たことがない。

でも、白濁をいじってるのは、ただの気休めで、本当は、もっと本質的にわけが分からない存在を見たくないからだというのも自覚していた。でも、それは避けては通れない。あたしは勇気を振り絞って、胸やお腹の先にあるモノに目を向けた。

そう……ペニス。おちんちん。

それがおちんちんであるのは充分知っている。ポルノビデオはいっぱい見てきてるから、ペニスがどんなものかちゃんと知っている。それがあたしの身体にくっついて何をしているのか? それが分からないだけ。

単にあたしの身体に乗っかってるだけなのかとも思っあたしの身体に付いてるのじゃなくって、あそこに沿う形で立っているだけじゃないかって。

そんなこと変すぎるのは分かっているし、実際そうだったら、もっと気持ち悪いだろうけれど、その時のあたしは正常な精神状態じゃなかったから。

あたしは、おへその溜まりをいじっていたけれど、その指をゆっくり下腹部へと這わせていって、おちんちんの先端へと持って行った。そして指先でそこを触れた。その瞬間、身体がビクッとなった。

感じる! 昨日のおっぱいの時と同じ! 指先が急速に柔らかくなっていくおちんちんに触れた感触を感じたと同時に、その指先に触れられたおちんちんの方も感じたのだ。この不思議な感覚!

そのおちんちんは今はすっかり柔らかくなっていて、固かった時に比べると驚くほど小さくなっていた。あたしは指先でそのおちんちんの先端をつまんで、持ち上げてみた。先端をつままれて、痛みを感じ、あたしは指を離した。ソレは、下腹の肌にびちゃって湿った音を立てて倒れた。

急に恐怖感が身体の中に湧いてくるのを感じた。ほとんどパニックと言ってもいい。

「何てこと……」

そう呟きながら、頭の中、ある考えが生れ出てくるのを感じ、ペニスの根元へと手を伸ばした。何か熱いものが手に触れた。柔らかくて、しわくちゃの肌……。

「た……タマタマッ! ああ、何と! こんなはずじゃ……」

そう叫んだ時、突然、電話が鳴った。

弾丸のように視線を携帯電話に飛ばした。ベッド脇のテーブルに置いておいた電話。

手を睾丸から離した。睾丸? ああ、考えたくもない!

電話を取ろうとしつつも、自分を罵っていた。どうしてあたしはこんなにバカなんだろう! 特に、最初の願い事の時に母乳を出すおっぱいのせいで大変なことになったのを経験したばかりだというのに(まあ、それは嬉しい喜びに変わったけれど)。

電話を掴もうとした時、指が精液で覆われているのに気がついた。指を見ると、白い液体がべっとり付いていてキラキラ光っている。これで電話を握りたくない。でも、ベッドで指を拭うのもイヤだった。

電話は鳴り続けていて、どうにかしなければならなかった。結局、あたしは、切羽詰まって、指を口に入れ、ついた液体を舐めだした。すでに口の中にはミルクの残りが消えていたので、前よりずっと塩辛い味だったし、指についている量は、さっき味わったよりもずっと多かった。

ピリピリした、ちょっと野性的な味がしたけど、正直、不味くはなかった。別にこれを舐めるのが好きなわけじゃなかったの、と自分に言い聞かせ、自分に嘘をついてることを無視して、電話を握った。

666の番号。リリスからだ。リリスに文句を言ってやる! こんなのあたしが求めたものじゃないのは明らかじゃないの!

「もしもし? イエローストーンはどんな感じ?」

あの妙に妖艶な声。リリスは、いつもあたしをバカにする言い方をする。

「イエローストーン? 何よ?」

「オールド・フェイスフルは?(参考)……ちょっと、これって、別にポップカルチャーでしか通じないことじゃないと思うけど?……まあ、別にいいわ。あんたのふたつ目の願い事がかなって、どんな調子か知りたくて電話しただけだから」

「ええ、ええ、すごく面白いことですこと! リリス」

あたしはリリスのことを恐れているのも忘れ、そう言った。でも、リリスはあたしの返事に別に怒っているふうでもなかった。電話の向こう、邪悪そうにケラケラ笑うだけだった。

「で? 何が問題?」

あたしはベッドの上、動けずにいた。動いたら、そこらじゅうに精液がくっついてしまう。なので、ただじっと横たわったまま、リリスがあたしをからかうのを聞いていた。少なくともあのペニスだけは見たくないと、目を閉じて聞いていた。

「分かると思うけど、あたしがキンタマと言った時、こんなモノを意味したわけじゃなかったのよ!」

そう叫んだ。電話の向こう、ちょっと沈黙状態が続いた。そしてリリスがしゃべりだした。

「あら、ごめんなさい」 本当にすまなそうな声で言う。「あんたがキンタマって言ったのは知っているけど、でも、あんたがそれが欲しいと言った時、棒の方も合わせて欲しいと言ってると思ったのよ。だって、タマが2個、ただぶら下がってるって、どう見ても変じゃない?」

「何言ってるの!」

リリスが何を言ってるのか理解するのにちょっと時間がかかった。そして、言ってる意味が分かると、あたしはさらに腹立たしくなった。

「そんなことじゃないの! つまりね、あたしは比喩的な意味でキンタマと言ったのよ! 勇気とか堂々と意見を言える肝っ玉とか、そういう意味で! 睾丸が欲しいなんて言わなかったわ!」

「あんたが何を言ってるか分からないフリをしなくちゃいけないとでも?」 突然、リリスは真剣な口調に変わった。「願い事をする時には注意しろって、あれだけ言ったのに。あんたがキンタマが欲しいというから、それをあげたのよ。比喩とやらは、どっか別のところから出てくるものでしょ? 人がそういう意味でタマという時、暗黙のうちに睾丸のことを言ってるものじゃないの? 別にサッカーのボールのことを言ってるわけじゃないでしょ?」

もちろん、リリスの言うとおりだった。すでに経験から、リリスの場合、少しでも抜け道を残しておくと、必ず、そこに付け込んでくるのをあたしは知っていた。

「ええ、それはそうなんだけど……」

敗北した気持ちでそう答えた。電話の向こう、リリスは笑っていた。過度に残酷っぽい笑いじゃなかったが。

「まあ、少なくとも、前より賢くなってきてるんだからいいじゃない。繰り返すけど、もし気に入らなければ、今夜、それを捨てる願い事をすることはできるのよ」

「もちろん、いらないわ。なくして! これっておっぱいとは話しが違うんだから」 とあたしは白い精液で覆われた乳首を見ながら言った。

「ちょっと、まだ言っちゃダメよ! あんたには、素敵なのをあげたのよ! 巨大ではないけど、あんたの身長にしては大きめのをね。性別ぬきで、その身体にしては大き目よ。加えて、もし、あんたがあの種の行為にのめり込んだら、あんた、精子製造工場並みにいっぱい出せるようになってるんだから」

「どういう意味?」 とあたしはうんざりした気持ちで訊いた。

「何言ってるの、隠さなくても知ってるんだから。あんたがもう試したことを。あの量、並みの量じゃなかったでしょう? 240ccはあったんじゃない? あんた、自分のミルクを飲んだでしょ? あんたのミルク、あんたが出す精液と不思議な反応をするの。今後もたくさん出るはずよ」

「ああ、素晴らしいことですこと」 と別に興奮もせずに答えた。

「そういうことにハマる人もいるのよ」

「あたしは違うわ!」 とあたしは断固として言った。確かにあたしのヘマのせいでこうなったかもしれないけど、だからと言って、怒りが収まったわけではなかった。

「あら、ミルクがでるおっぱい、気に入っていないような言い方ね?」 とリリスが言った。

まあ、確かにリリスが言ったことは正しい。でも……。

彼女に何か言いかえそうと思っているうちに、リリスが先を続けた。

「まあ、あんた、家の中をちゃんとしなければいけなそうね。今は、ちょっとどんな様子かチェックするために電話しただけだから。いい? あたしは何だかんだ言っても、あんたの友だちなんだから」

リリスはそう言って、またケラケラ笑い、そして電話を切ってしまった。


あたしは携帯をテーブルの上に戻し、仰向けになって、しばらく天井を見つめた。

こんなの完全に狂っている。昨日、あたしは大きな乳房を獲得した。その変化は大きな変化だったけれど、別にあたしのアイデンティティを変えたわけではない。あたしは女のままだったから。胸が大きくなっただけで、女だというところに変化はなかった。

それに対して、今のあたしは何なの? 男ではない。でも、女と言える? シーメールになった? そのいずれも筋が通らない。

ひとつだけ、はっきり分かっていることは、今すぐ身体をきれいに洗いたいということ。自分の身体を見てみた。全身、ドロドロに覆われている。

何か手元に身体を拭くものがないかと、部屋の中を見回した。でも、何もない。いま立ち上がったら、身体についた精液が全部流れおちて、ベッドをベトベトにしてしまうのは明らかだった。それはイヤ。フラストレーションがたまってくるのを感じた。そうでなくてもひどい一日になっているのに、イヤなことが加わっている。

本当にどうしよう? できることはなかった。あるとすれば……

「仕方ないか……」とあたしは溜息まじりに独り言を言った。「もうすでに2回味わってるわけだし、そんなに気持ち悪くもなかったし……」

このドロドロを処理できるところは自分の口の中しかない。別に興味があるわけでもないし、変態的に興奮してるわけでもないんだからね、と自分に言い聞かせた。本当は、すでに2回も味わってるし、その2回とも、妙に美味しいと思ったのだけど、その2回で好奇心は満たされていて、これから、このドロドロを舐めるのは必要に迫られてなのだと、必死になって自分自身を納得させようとしていた。でも、なぜか胸がドキドキしていたのだけど。

左の乳房から始めた。乳首の下のところに、大きな塊があった。指をカギ形にして、固くなっている乳首のところから塊をすくった。

その精液は前よりは冷めていたけど、あたしの体温のおかげで、まだ温かさが残っていた。その時、指が乳首に触れ、気持ちいい。また電流が身体を走る。ペニスまで少し反応したのを感じた(無視したけど)。ああ、また思い知らされた。あれはあたしのペニスなのだと!

指を顔に近づけた。濃度が濃いようで、指にしっかり乗っかっていた。ブラインドから射しこむ陽の光に照らされて、キラキラ輝いていた。真珠のような色形をしていて、パソコンで見る過剰な照明のポルノ動画で見たのほど、不自然なものにも見えなかった。

指を鼻に近づけ、クンクンと嗅いでみた。自分から進んで触れたいと思わせるような匂いではないが、どこかお馴染みと思わせるような匂いがかすかにあった。あたしは、それ以上ためらうのをやめ、思い切って指を口に入れた。


[2015/12/07] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (9) 


上下の唇で強く挟んで、口を掃除機のようにして吸いこんだ。そうすると、前にした時と同じ強烈な解放感が襲ってくる。でも、今回は前よりもスゴイ。ミルクが強い噴流となって出てくる。前にした時に一番強く絞った時よりも、強い噴流。ビュビュッと口の中に飛んできて、中で砕ける感じ。

最初に感じたのは鼻孔に広がる香りだった。フルーティと言ってもよいような香り。次に、口の中が液体でいっぱいになってきて、ほっぺたが膨らんでくる感じがした。口の中で舌を回して、味わってみる。前にうっすら感じた、超甘いメロンの味がする。でも今回は量的に圧倒的。舌全体がそれに包まれ、その後、すんなりと喉を下っていく。ベタベタした感じはまったくなく、最高の喉ごし。自分の乳首を咥えたまま、あたしは、んんーんとうめき声をあげ、ベッドの上、身体をくねくねさせた。

もう一度、強く吸うと、またミルクが口の中にビュッと飛んでくる。快感が全身に波状攻撃。小さなクレシェンドで盛り上がってきて、また軽やかに弾む。この快感、あたしの身体の中から溢れてくる快感なのに、あたしを舞い狂わせて、楽しんでいるみたい。

あたしは思わず絶叫の悲鳴を上げた。外にいる人に聞こえてなければいいけど、と願った。

もっと欲しい! 滑らかに、ちゅうちゅうと続けて吸うことに決めた。一定のリズムで吸って、ミルクを口の中に吸いこみ始める。吸うたびにミルクが口の中に流れ込んできて、喉を下っていく。

もっと重要なことは、自分の母乳を吸いながら、身体の奥で、お馴染みのじんじんした疼きが高まってきてることだった。あそこをいじって感じる感覚と同じ感覚が高まってくる。あたしは自分の乳首を咥え、自分の母乳を吸いながら、ベッドの上、プルプル震えていた。目を閉じ、いま経験している不思議な感覚とその快感の大きさをじっくり味わおうと思った。もっともっと吸って、もっともっと味わって、そして……何もなくなった。

もう一度、吸ってみたけど、何もない。強烈な絶頂に向かって高まっていたところだったのに、徐々に、鎮まりはじめていく。

最初、ちょっと困惑した。バカなこと言っているように聞こえるのは知ってるけど、あたしは、自分のしてることにすごく夢中になっていて、本当に何が起きたか理解できずにいたのだ。

ちょっとがっかりして、乳房を口から出した。あたしの唾でテカテカに光ってる。けど、ミルクはなかった。そして、すぐに、何が起きたか理解したのだった。もう出しきっちゃったということ。

飲んだミルクでお腹が少しいっぱいに感じたけど、それは無視して、素早くもう一方のおっぱいを手に取り、口の中に押しこんだ。まるで、おしゃぶりを掴んだ赤ちゃんのように。

勃起した乳首を口に入れ、すぐに、一定のリズムでちゅうちゅう吸い始めた。さっきの乳房で試していて、とても気持ちいいと分かってるやり方だ。

そして、それを始めると瞬時的に、あたしの身体の中の緊張感が募り始めた。じんじんと疼いて、やがて絶頂に導かれていく、あの緊張感! きつめのショーツを履いていたので、ベッドの上、身体をくねくねさせると、それに合わせてショーツの生地がクリトリスを擦る感じになる。

その時、アッと思った。あたし、自分の持ち物の半分しか使っていないじゃないの! あたしには手がふたつあったんだ!

左手で乳房を口に持ち上げる一方で、右手を素早く股間に持っていった。指をもぞもぞさせて、ショーツの腰バンドの中に潜らせた。あたしの指たちは、あたしのすべすべした無毛の丘を下って行って、あそこの唇へと到着した。

びちゃびちゃ! それに、いつもよりねっとりしてる。

いったん、指を優しくバギナの中に入れて指を濡らした。それから戻って、固くなってる小さなクリトリスを見つけた。それに触れた途端、思わず悲鳴を上げた。その衝撃に、思わず乳首を強く吸う。

でも、それもつかの間。すぐに一定の、あたしにとっては完璧と言えるリズムに戻っていた。これがいいの! 最高なの!

舌で乳首を弾き、口でミルクを吸い取りながら、指はクリトリスを相手に踊り続ける。

前にキッチンで感じたオーガズムの時は、クリトリスへの仕事はしていなかった。それに比べると、コレは! 多重の攻撃!

身体が勝手に動き、どんどん速度を上げてくる。ほとんど何も考えられなかった。頭の中が真っ白になっていく。クリをいじる指はすごい速さでプルプル動いているし、自分の乳首にむしゃぶりついて、すごい勢いで吸っている。あんまり速く吸うもんだから、ミルクが口から溢れて、頬や首を滴り流れていた。

まるで、最初からずっとオーガズムを感じ続けていたような感じだった。何と言うか、ずーっと絶頂状態に達し続けていたんだけど。でも、本当は、それは序章にすぎなくて、とうとう、トドメのオーガズムが発生したのだった。

始まりは、喉の奥からだった。吸いだしたミルクをゴクゴク音を立てながらお腹の中へと流しこんだのだけど、その瞬間、全身が痙攣しだして、目も三白眼になった感じがした。そして強力な熱が乳首のあたりから湧き上がってきて、全身をぎゅーんと貫いて、一直線にクリトリスを直撃したのだ。

とたんに、何もかもが美しくてたまらなくなった。オーガズムを越えた経験だった。圧倒的な多幸感と純粋な快感に全身が包まれる感覚。「美」を感じた。あたしは口を開き、大きな溜息をついた。それに合わせて、空っぽになった乳房が口から離れ、元の位置に戻った。

本当の意味での絶頂に到達し、そして、ゆっくりと興奮が引いていく。思わず、叫んでいた。

「ああ、神様!」

「ぶぶーっ! はずれ!」

うっとりと目を閉じて休んでいるところに、ベッドのふもとの方から聞き覚えのあるセクシーな声が聞こえた。一瞬、ウェンディかジーナの声かと思ったけど、もちろん、あたしもそんなバカではない。それまで感じていた多幸感が一気にしぼんで、肌がぞわっと強張った。手を脚の間からぱっと離して、目を開いた。

最初はあたりの状況がつかめなかったけど、すぐに、リリスの姿を認めた。ベッドの先に立っている。片手をベッドについて、もたれかかり、尻尾を誘惑的に振っている。リリスはあたしのことをじっと見つめていた。目が燃えるような赤色をしていた。

「もうイヤ!」 あたしはそう叫んで、ベッドの中、跳ねるようにして身体を丸め、両膝を抱えた。

リリスは勝ち誇ったようにあごを突き上げ、ケラケラ笑って、ゆっくりとベッドの横へと回ってきた。

「あなたは、登場するときは、大きな音を立てて、床をぶち破って出てくるものだと思ってたけど?」

リリスは人間ではないとは分かっていたけど、彼女にオナニーしているところを見られて、ひどく恥ずかしい気持ちだった。それにリリスに会うのがちょっと居心地悪い感じもしていた。昨日の夜にリリスが来たわけだけど、あたしは本気でリリスが実在するとは思っていなかったと思う。夢かなんかに違いないと。でも今は彼女が本物だと知っている。危険な存在なのだと知ってるし、セクシーだなとも感じる。

リリスはベッドの横に来て、あたしの隣に腰を降ろした。そしてあたしの手首を握った。彼女の熱を感じる。

「あたしには、したいことを何でもできるの。今夜は、わざとらしい劇的な登場をする必要がなかっただけ」 

と、リリスはつまらなさそうに言った。そして、握ったあたしの右手を顔に近づけ、ニヤリと邪悪な笑身を浮かべながら、あたしの指先の匂いを嗅いだ。彼女の口から長い舌がにゅるりと出てきて、あたしの指に巻きつき、そこに付着している愛液を舐めはじめた。

確かに不思議に気持ち良かったけれど、まだ怖かったし、思わず手をひっこめた。そして、また、両膝を抱え、体育座りの姿勢に戻った。リリスは片眉を持ち上げてあたしを見た。

「おや? あたしたちお友だちだと思っていたけど?」 と唇を尖らせて言う。

「どうかしら」

「傷つくわねえ」 とリリスは、さして傷ついてもいない声の調子で言った。そうして、ベッドにごろりと転がり、あたしの隣に横になった。

「でも、あたしに言わせると、あんたは、今日は嫌っても、明日には好きになるような傾向があるみたいだし」

そう言って、あたしの腕の中に手を伸ばし、乳房を軽くつねった。痛くはなかったけど、気持ちよくもなかった。あたしは身体をよけ、リリスを睨みつけ、囁き声に近い声で言った。

「やめて」

「で? おっぱいを取り除いてほしくないの? 今朝は、ずいぶん、はっきりと言ってたけど」 と、またあたしの胸をつねった。

「いえ、あたし……気が変わったわ」

「大事なものになってきたということ?」 と言ってリリスはまた笑った。「ごめんなさいね。ちょっと悪かったわね」 でも、やっぱりケラケラ笑い、あたしの胸から手を離した。

「このままにしておきたいわ。ありがとう」

ちょっと気分を取りなおして、そう答えた。リリスはかなり上機嫌のように思えた。

「あんた、ずいぶん、おっぱいを楽しんでるみたいじゃない」 リリスにそう言われ、あたしは顔を真っ赤にした。

「いいってことよ。気にしないで。あたし、そういうことに引っかかるタイプじゃないから」 と、リリスは、何でもないことのように宙空に目をやった。

また、何だか恥ずかしい感じがした。こういう状況なので、恥ずかしさもへったくれもないとは思うけど、やっぱり恥ずかしい。「ああ、神様、どうしたらいいの?」とか言うのが普通だろうけど、これから自分の魂の3分の2を売ろうという時に、神様のことを口に出すのも、あまり気乗りがしない。

時計を見たら、まだ9時になったばかりだった。

「今夜はちょっと早いんじゃない?」

話題を変えようと思ってそう言った。リリスも時計を見た。

「ふたつ目の願い事、いまからでもいいわよ。別に願い事に都合の悪い時間なんてないし。どうして? あんたの友だちに聞かれるのを恐れているの? 心配無用よ。あたしは人に見られたいと思った時にしか見えないから」

「あの人たちはあたしの友達なんかじゃないわ」

打ちひしがれた気持ちを隠しきれなくて、吐き捨てるような声の調子になっていた。とは言え、ウェンディたちが家の中に入ってくる様子でもないのは嬉しかった。こんな状況を見られたらどうなることか。

「あら、友だちじゃないの?」 リリスは本心から驚いた顔をして言った。「つまり、こういうこと? あの人たちが、あんたの大きなおっぱいを見て、お友だちにしてくださいとひれ伏して懇願すると思ったのに、そうならなかったということ?」

まさにあたしが想像していたことをリリスが知っていたこと、そして、そうならなかったことをぜんぜん驚いていないのは、明らかだった。

「どうなったか、知ってるんでしょ? 分かるわ」

そういうとリリスはにんまりした顔であたしを見て、ベッドから降りて立った。あたしは抱えていた両膝を離した。リリスはゆっくりと部屋の中を歩き始めた。ゆっくり行ったり来たりを繰り返しながら、視線はずっとあたしに向けている。

「まあ、正確に何がまずかったのか言ってごらんよ」

そう言われても、あたしは、その質問に答えたくない気持ちだった。でも、仕方ない。がっくりと肩を落として話し始めた。

「ずっと前からあこがれていた外見に変わったら、不安感も消えるだろうって思っていたのよ。でも、間違っていたの……」

リリスは行ったり来たりを繰り返していたが、あたしの正面に来た時、口を開いた。

「ということは、正確に、あんた、自分に何が欠けていると思ってるの? 何を出せばあんたの助けになると?」

ちょっと時間をかけて考えてみた。外面的なことじゃない。内面的な何かが欠けているのは明らかだった。あたしを引っ込み思案にしているのは外見じゃない。何か別のモノ。

「分からないわ。社交の場では隅っこに引きこもりたいと思うし、何か発言を求められるような場面になると、いつも、バカなことを言ってしまう」 と頭を振った。

リリスは歩き続けていて、また、あたしの正面に来た時、立ち止って言った。

「いつもバカなことを言ってるのに、おしゃべりし続けて、友だちを作っている人間は山ほどいるわよ」

あたしは不思議そうな顔をしてリリスを見上げた。リリスがそういうことを言うとは思っていなかったから。リリスはそんなあたしの反応に気づいたみたい。

「あたしはね、あんたに正確にお願い事をしてほしいだけよ。今回は、紛らわしいところがないように」

あたしは頷いた。実際、とても親切な助言だわ。

そして考えた。社交面で引っ込み思案なところ。リリスにそう言われたけど、その通りだ。問題は、あたしがおバカなことを言うとかするとか、そういうところにあるのではない。問題は、あたしが、バカなことを言うまいとか、おどおどするまいと思うあまり、あまりに神経質になって、そもそも、何もできなくなってしまうところだ。

「でも、確かにあなたの言うとおり。バカなことを言うとかそういうところが問題じゃない。何と言うか、あたしに必要なのは……自信かも」

リリスはそれを聞いて、訳知り顔で頷いた。

「自信、勇気、目的意識……」

リリスは、ひとつひとつの言葉をゆっくりと言い、あたしも、ひとつひとつの言葉に頷いた。リリスは、まさにあたしが必要としていることを述べてくれている。胸が大きくなったら、それが間接的な要因となって、得ることができるとばかり思っていたこと、それを全部、直接的に言ってくれている。

「ええ、そういうものが欲しい」

そう答えたら、リリスは動きを止めて、あたしをじっと見つめた。

「じゃあ、本当に欲しいモノを正確に言いなさいよ」

リリスの瞳は真っ黒に変わっていた。あたしはちょっとドキドキしてきて、彼女から視線を外し、目を伏せた。願い事を言うのが怖い。怖いけど、欲しいモノがあるのは確か。単なる「勇気」じゃ足りない。それ以上の何かが必要なのだ。単なる「大胆さ」でもない。それ以上の何か……。どーんと肝が据わった気持ちになれる何か。よく、男の人たちが、怖気づいた仲間に「お前、キンタマついてるのか?」ってからかうけど、まさにアレがあたしに欠けている! そうなのだ! あの、どーんと落ちついた感じで他人に対処できるような肝が! キンタマがあたしには欠けているのだ!

「キンタマが欲しい! 分かるでしょう?」

ようやく、求めていた言葉が頭に浮かんできて、あたしは叫んだ。

突然、リリスの瞳が真っ赤に燃えあがり、顔に不思議な笑みが浮かんだ。あたしの返事を聞いて、嬉しい驚きを感じたみたいに。それを見て気持ち良かった。さっきの言葉を言えたこと自体、あたしはすでに大胆さを獲得したような感じになった。

「もう叶えたわよ!」 そうリリスは言った。

でも、本当に肝が据わった感じになれたか見てないうちに(というか、何を見たらそんな気持ちになるのか自分でも分からなかったけど)、またもや、リリスの尻尾がびゅーんと飛んできて、あたしの頭を直撃! あたしはすぐに気を失ってしまった。


[2015/12/03] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (8) 


* * * * *

みんながあたしの家でテレビを見ている間に素早くシャワーを浴びた。でも、それを除けば、あたしはずっと部屋にこもって、考えを整理することにした。

まず第一の、そして多分、いちばん重要なことはというと、いろいろ問題はあるけど、あたしはこのおっぱいが大好きだということ。心配の種はあるけど、このおっぱいをなくしてもらおうというのは論外だと思った。

今日一日のことを思い返しながら、仰向けになったけど、どうしても胸に目が行くし、優しく触れてしまう。家の中には他の人たちがいるけど、ずっと部屋に閉じこもったままでいようと思ったので、上半身は裸になってベッドでゴロゴロし、おっぱいをいじって楽しむことにした。シャワーの後は、ぴっちりした布のショーツだけの格好。

外は日も暮れて暗くなり、ウェンディやウェンディの友だちは庭に出てビールを飲んでいたけど、あたしはずっと部屋でゴロゴロしていた。

そして、この胸。形が最高であることに加えて、あのキッチンで感じたオーガズムが驚きだった。これまでの人生で、一番パワフルなオーガズムだったと言わざるを得ない。

もちろん、これまでも何度もオーガズムを感じてきている。でも、それは全部、似たようなオーガズムだった。それもそのはず、全部、自分で自分にして感じていたわけだから。あたしは、この通りの性格だから、彼氏なんかいないし、もちろんバージンだし。

このおっぱいでのオーガズムも自分で自分にしたわけだから、同じと言えば同じなんだけど、でも、強烈さは圧倒的だった。

それにそのことを考えれば考えるほど、ミルクのことはあまり気にならなくなってきた。確かに、ちょっと不便なことだけど、このおっぱいの見栄えと、ミルクを出す時に感じる快感に比べたら、何てことない感じだった。

それに、これも認めなければならないと思ったけど、そのミルクの側面も、あたしにはちょっとセクシーに思えるのだ。自分の身体から何かが出たという点。汚いモノとかじゃなくって、栄養があって、ジーナやウェンディの反応から察すると、美味しいモノ。それを自分の身体が分泌してるという点が、何かゾクゾクしてくる。

それにウェンディたちがあたしの分泌したモノを美味しそうに飲むというのも興奮だった! あの時のことを思い浮かべるとゾクゾクしてくる……。

でも……

ウェンディとジーナのことを思い浮かべたら、別のことも思い出してしまった。このおっぱいの唯一のネガティブな側面。つまり、おっぱいがあっても、効果がなかったということ。

あのとき、あたしは大きなおっぱいをしてキッチンに立っていた。明らかに「セクシー」に見えていたはず。なのに、あたしは相変わらずギクシャクとして強張っていた。ぜんぜん、みんなとうち解け合わなかった。前とおんなじ、「変人」のまま。

おっぱいは、一種の魔法の銃弾となって、あたしの人づきあいでの不安感や、おどおどとして、引っ込み思案なところを直してくれるとばかり思っていたのに。今になって思えば、そんな考えは甘すぎたみたい。

それに欲求不満も高まっていた。それが、その時いちばん強く感じていた気持ちかも。身体の奥底から湧き上がってくるような強烈な欲求不満感。じわじわと押し寄せてくるような感じ。

しばらく経ってから気づいたけど、その耐えがたい欲求不満感と一緒に、胸も痛くなり始めていた。最初、それがどういうことか分からなかったけど、ひょっとすると、あたしの大きなおっぱいは、不安感に反応するのかしらと思った。

でも、すぐに思い出した。6時間経ったのだ。ミルクの時間になったのだと。とすると、この欲求不満を解消する、お気に入りの方法があるじゃない?……

ミルクを受けとめるカップの代わりになるものがないか、部屋の中を見渡した。これまでの経験から、かなり多量なミルクが出るのは知っていた。部屋の中には水を飲むときに使うコップがあるけど、あれじゃ、小さすぎてダメ。700ミリリットルもの液体を受けとめられるだけのものと言ったら、お父さんがある年、あたしに買ってくれた宝石入れの箱くらいだった。でもアレもダメ。防水じゃないみたいだし。

アイデアに尽きはじめていた。その間にもどんどん胸が痛くなってくる。

服を着てキッチンに行くのはイヤだった。キッチンには大きな窓があって、庭から中が見える。キッチンに行ったら、ウェンディや彼女の友だちに、庭に出てこいよと言われるに違いない。それはイヤだった。

どうしたらよいかと、ベッドの上、ゴロゴロと寝返りをうった。そしたら、寝返りの動きに合わせて、あたしの大きな胸が動くのを感じた。この感覚、経験がなかった。身体を起こした姿勢だと、胸は重力で自然に下方にゆったりと垂れるけれど、横になって動くと、少し顔の方にせり上がった感じに動いてくる。以前は、こんなふうに動く大きな胸がなかったので、知らなかったけど、これにはちょっと驚いた。

そして、それを見て、あたしはあるアイデアを思いついた。背筋に戦慄が走るようなアイデア!

仰向けのまま、ベッドをずり上がり、首がヘッド・ボードに当たるようにした。その姿勢を取ると、首が起き上がり、身体と90度の角度で立つ形になる。あごが胸骨に強く当たって、若干、居心地悪いけど、あたしの大きなおっぱいが顔から5センチも離れていない位置に来る。

さっきのジーナとウェンディのことを思い浮かべた。あたしのミルクを飲んだ時のこと。飲んでも悪い効果はなさそうだった。リリスはそこまでは言っていた。それに匂いのことも思い出した。美味しそうな匂いがしていた。そうして、味見してみようかと思ったとき、運悪く、ウェンディたちが家に入ってきたのだった。

心臓がドキドキしていた。興奮している。手を出して片方の乳房をすくうように持ち上げた。そうして、注意深く顔に近づけ、乳首を口の方に寄せる。

多分、持ち上げる時、ちょっと力を入れすぎたのかも。あのとき感じたのと同じ、何かを放出するような強烈な感覚を感じた。そして顔面に温かい液体がピシャッとかかる。思わず、自分でクスクス笑ってしまった。

頬をミルクが滴り流れるのを感じたし、乳首の先には白い水滴がぶら下がっているのが見える。

でも今は、あたしの乳首があたしの唇のほんの先にある。しかも完璧な位置にある。

確かに思ったよりちょっと姿勢が辛かったけど(あたしの胸はそれほど大きいわけではない)、でも、そのすぐ後には、あたしの温かい唇があたしの乳首を優しく包んでいた。

その瞬間、全身に電気が走った。あたしの舌があたしの乳輪を焦らすように擦るのを感じ、ベッドの上、身体をくねくねさせていた。そして、胸に垂れていた一滴のミルクを味わった。初めての経験。

かすかな味しかしなかった。甘い味。普通の牛乳よりずっと甘い。ウェンディがバニラの豆乳と間違えたけれど、それよりもずっと甘かった。それに温かい。口と同じ温度。まあ、考えてみれば当たり前のことだけど。

かすかにメロンの味もした。説明しにくいけど。濃くて、ねっとりとした感じ。小さな滴だったけど、舌全体に広がって、舌を味わいで覆うような感じだった。

あたしの舌が勝手に動いていて、乳首を相手に踊っていた。その感覚にびっくりして、あたしは目をまん丸にした。その間にも乳首が固くなってくるのを感じる。自分の舌が自分の肌に触れてる感覚なのか、自分が分泌した甘いミルクの味のせいなのか、あるいは、そのふたつが組み合わさった感覚なのか? ともかくもっと欲しくなった。


[2015/11/17] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (7) 

ウェンディのお友だちのジーナ。頭からつま先までよくよく見た。この子もすごく可愛い。ウェンディとジーナは、高校時代、カッコよくってセクシーなふたりとして有名だったのは明らかだ。ジーナの背の高さはウェンディとほぼ同じ。髪の毛は長くて、濃い目の赤色。肌には軽くそばかすがある。上はビキニのトップで、下はカットオフのジーンズ。その引き締まったお腹に目を疑う。過剰に筋肉っぽいわけではなく、とても女の子っぽいお腹で、肌もちょうどよいくらいの日焼け。脚はすべすべしている感じで、そばかすは顔ほどはない。そして胸。彼女の胸も大きい。あたしのほどじゃないけど。

端的に言って、ジーナはウェンディと同じく、とても素敵でしかも一緒にいて気楽そうな人だった。

ふと、あたしは、ずいぶん長くジーナのことをじろじろ見ていたと気づいて、あたしは顔を赤くして、うつむいた。ウェンディはあたしが気まずい感じになっているのに気づいたのか、いつもの彼女らしいのだけど、うまく話題を転換して、雰囲気を救ってくれた。

「ああ、良かった。何か出しててくれていたのね? 昨日の夜、飲みすぎたみたいで、まだ二日酔い状態なの。何か水分補給になるものが欲しかったところ!」

ウェンディはそう言って、あたしの身体の前に手を伸ばし、あたしのミルクが入ったカップを掴んだ。あたし自身もまだ味わっていないので、気をつけた方がいいと、注意しようとした。だけど、その時、ウェンディがあたしの耳元に囁いたのだった。

「ワンダーブラかなにかつけてるの? すっごく良く見えるわよ!」 とウィンクしながら小声で言った。

その言葉に、あたしはとても嬉しくなって、あのミルクについて警告するのをしそびれてしまった。ウェンディはカップを唇のところに持ち上げ、中の白い液体を口に入れるのを見ているだけだった。ウェンディは大きくひと口分、口の中に入れた。喉のところが動いたので、あたしが出したミルクが彼女のお腹の中に流れ込んだのが分かった。

「あら、ミルクだとは思わなかった!」 と上唇に白い髭をつけながら言う。それを舌でゆっくりと舐め取ってから、「でも、美味しいわ。甘いし。これ何なの? バニラ風味の豆乳とか? それに温かいのね。豆乳とかって冷蔵する必要ないらしいけど」

あたしは、何か言おうと口を開いたけど、何も言えず、また閉じた。

「あたしにも飲ませて?」 とジーナが言った。

あたしはどうすることもできず、ただ見ているだけ。ジーナはウェンディの手からカップを奪い、自分の口に当てた。この子もあたしのミルクを飲んでいる。あたしは不安感が募ってきて、口の中が渇くのを感じた。

ここから逃げたい。自分の部屋に引きこもりたい。

「ほんと、これ、美味しいわ」

「だめ、これはあたしがいただくわ」 とウェンディはジーナからミルクを奪い返し、素早くひとくち啜った。「あなたが、あたしの最後のスナップル(参考)を飲んだの知ってるんだから。これでおあいこ」

「ヘイ、君たち、キックオフを見逃しちゃうよ!」

男子のひとりが言った。そちらに目をやると、彼はあたしのところを見ていた。その時、そういうことがあったら、嬉しくなると思っていたのに、実際は、あたしは自分が恥ずかしい感じがしたのだった。

「いま行くわ!」 とウェンディが彼に言い、あたしにも「見に来ない? いい試合になると思うわ」と言った。

あたしはリビングにいる人たちを見た。一緒に見たいと言いたかった。本当にそう言いたかった。でも、言えなかった。この時も、みんなから離れたいと思ったのだった。

「いいえ、あたし……。しなければならないことがあるから……」

ウェンディは怪訝そうな顔をした。あたしは変な振舞いをしていたに違いない。自分でも変だと知っている。でも彼女は何も言わなかった。

「オーケー、分かったわ。後で時間ができたら、来てね」

「おいおい、いま来てくれよ!」 と部屋の中の男子が言い、他の男子が笑った。

「落ち着けって」 と他の男子が彼に言った。

もう、これ以上、嫌だった。くるりと向きを変え、キッチンから素早く出た。キッチンを出たところで、立ち止り、呼吸を鎮めた。

いったい何が起きたの? オーガズムを感じたことを考える時間もなく、ウェンディと彼女のお友だちがみんな入ってきて、そして、あたしは、以前のあたしとまったく同じように、みんなの前では固まってしまい、そしてウェンディとジーナがあたしが分泌した母乳を飲んで、そして……。

「ウェンディ、君のルームメイトはセクシーだって、どうして教えてくれなかったんだい?」

あたしを見つめていた男子が言ってるのが聞こえた。今はそれを聞いて、嬉しく感じた。でも、彼の横に立って、それを聞いたら、たぶんあたしは完全に恥ずかしくなっていたたまれなくなっただろう。あたしはキッチンのドアに近寄り、みんなが言ってることを立ち聞きした。

「変態ね!」 とウェンディが答えた。そして、別の男子の声を聞いた。多分、ウェンディのいまの彼氏だと思う。

「でも、君が彼女とルームメイトになっている理由が僕には分からないんだ。君たち友達同士という感じじゃないだろ? それに彼女、すごく変だよ。世捨て人みたいな感じ。でも、かなり可愛いしセクシーなんだけどね」

その後、その男子が枕で顔を叩かれたような音がした。

「嫌な人!」 とウェンディが言ったけど、怒ってる声じゃなかった。

「分からないわ。覚えているのは1年生が終わった頃。みんなが次の年のルームメイトを探してて、どんどんペアができていた。あたしの友だちはみんな完全な変人ばっかりだったし。でも、オリエンテーションの時、とあるきっかけで、彼女の両親がお金持ちだと知ったの。彼女と一緒なら、彼女が家賃を払わないとか言わないだろうと思ってね。そういうことで心配しなくて済むもの。例えばローラをルームメイトにしたら、そういう心配をすることになったと思うのよ」

ああ、それで、ずっと前から思っていた疑問が解けた。どうしてウェンディがあたしをルームメイトに選んだか? 親がお金を持っていたからなのね。いま頃になって、こんなことを知るなんて。もっと前にこんな嫌な気持ちになれてたら……

「ずいぶん冷たいな!」 と男子のひとりが言った。

「いえ、いま言ったこと、ひどいことなのは知ってるわ。あたし、たぶん、嫌な女だったのよ。でも、いまは違うの。ラリッサは本当にいい人なのよ! どういうわけか、狂ってるほどシャイだけど、でも、いまなら、彼女が裕福な両親を持っていなくても、彼女をルームメイトにしたいと思ってるの」

それを聞いてちょっとだけ、気分が直った。

「ともかく」 と別の男子の声がした。「俺は冷蔵庫からビールを持ってくるよ。誰か、他に欲しいものはある?」

あたしについての話しは、たぶん、そこで終わったのだろうと思い、あたしはキッチンのドアから離れ、がっくり肩を落として、自分の寝室に戻った。またも、負け犬になった気分。


[2015/11/16] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して (6) 

せっかく声を出さないようにと頑張ったのに、揉むたびに、喉の奥から、ぐぐぐっと声が聞こえてくる。揉むたびに、クリトリスを濡れた舌で舐められているような感じがした(実際はそういう経験がないから、その感覚をしらないけど、自分で自分を慰める時、指を濡らしてする経験から、そんな感じじゃないのかなって想像した)。

次に揉んだら、もうまともに立っていられなくなって、キッチンのカウンタに覆いかぶさるようになっていた。呼吸も浅く、ハアハア途切れ途切れになっていた。全身の神経がビンビン反応している。

もう中毒みたいに、何度も何度も繰り返し揉んだ。そのたびに、両足のつま先が、キューっと内側に反り、息づかいが乱れ、そして、感覚がどんどん高まっていく。もう一度、揉んだ。……でも、今度は何も起きない。

すぐに左の乳房に目をやった。乳首にミルクの滴が一滴くっついているけど、もう、その乳房は張った感じがしなくなっていた。

カップを見たら、350ミリリットルくらい溜まっていた。エクスタシー感が急速にしぼんでいく。でも、右側の乳房はまだ痛みがある。中腰のまま、すぐに右のおっぱいがカップの上に来るよう姿勢を変え、そして揉んだ。

「ホーリイ・ファック(すごく感じる)!」

喘ぎ声を出したけど、そんな言葉で言ったか分からない。あふぁ、ふぁ、くっ!って言葉ないならない喘ぎ声だったのかもしれない。音が似てるだけの、何か根源的な唸り声みたいな感じ。

ともかく、快感は麻痺して鈍くなっていくどころか、ますます強烈になっていくばかりだった。放り投げるように頭を後ろに倒し、胸を前に突き出す形になって、何度も何度も右の乳房を絞り続けた。ぎゅっと握るたびに、ビュッ、ビュッとミルクが出て、同時に、全身に強烈な快感の電流が走る。

右側のおっぱい、最初の3回くらい握った後は、握るたびに快感がずんずん加算されていくように感じた。こんな感覚、信じられない。オナニーは何度もしたことがあったけど、こんなのは初めて。

揉めば揉むほど、そこに近づいていく。全身がぶるぶる震えていたし、乳房を握る指にも力が入らなくなっていった。もう、力尽きてしまうかもと思い、最後に思い切り強く握った。乳首からミルクが勢いよく噴射するのを感じた。

「ああ、すごい!」

大きな声で叫んだ。ウェンディに聞かれても構わないと思った。

全身にオーガズムが大波のように打ち寄せる。こんなオーガズムは初めて。たいていのオーガズムのようにクリトリスからゆっくりと高まってくるような絶頂感とは違って、
胸と股間のあそこのふたつから同時に噴き出してくるように感じた。

衝撃、圧倒的で純粋な衝撃! それが両脚、胴体、そして身体のすべての他の部分を、同時に駆け巡る。

快感はあらゆる方向に動きまわり、あたしは自分の中心がどこにあるかも忘れ、完全にリラックスし、そして、どこか高揚した気持ちになった。その変化が同時に起きる。意識は身体の中だけになり、身体の外のことについては、聴覚も、味覚も、触覚も、嗅覚も、視覚も消えていた。全身が快感が充満したカタマリになっていた。

永遠に続くかと思ったそれも、ようやく、落ちついてきて、オーガズムがゆっくりと鎮まってきた。意識が戻り、キッチンで上半身裸のまま立っている自分に気づいた。ちょっとおどおどして、混乱してる感じで突っ立っている。

2分ほど立ったまま、息づかいが元に戻るのを待って、いまの快感が何だったのか、理解しようとした。何が起きたんだろう? ミルクを出すたび、いつも、いまのようなことが起きるの? それに、あたしが出したミルクは?

カウンタの上のカップに目をやった。さっきの不思議なオーガズムについては、あまり重要でなくなっていた。オーガズムが去り、呼吸も元に戻ると、オーガズムより、あたしの乳房と、その乳房の不思議な性質の方が、もっと興味深くなっていた。

うつむいて胸を見た。無意識に強く握っていたので、ちょっと赤くなっているけど、リリスが受け合っていたように、相変わらず、ツンと張って、重量感たっぷりの形。もはや、張りの痛みはなくなっていた。

カップの容器は透明だった(あちこちにフットボールのロゴが塗られているけど)。中には、青みがかった白い液体が溜まっていた。

カップを一回まわしてみると、ミルクがちゃぷちゃぷと波立った。(水よりはずっと濃いけど)普通の牛乳よりは薄い感じ。スキムミルクのような感じかもしれない。たくさん溜まっていて、リリスが言ったように700ミリリットルは確実にある。

カップを鼻先に近づけ、匂いを嗅いでみた。どんな匂いがするか予想していたわけじゃないけど、うっすら、美味しそうな香りがした。ちょっと甘くてクリーミーな匂い。実際、飲みたいと思わせるような匂いだった。急に、どうしても味わってみたい気持ちが高まってきて、あたしはカップを口に寄せ、傾けた……。

「だから、あたし、こう言ったのよ……」

玄関が開く音がし、ウェンディの大きな声が聞こえた。声の様子から、連れの人も家に入ってくると分かった。かっと熱いパニック感が全身を走った。さっきのオーガズムで道を切り開かれたのか、さっきと同じ感覚経路を今度はパニック感が走る。

急いでカップをカウンターに置き、放り投げたTシャツを探した。床に落ちてたのを見つけ、急いで頭からかぶる。シャツの裾を整えている時、ウェンディがキッチンに入ってきた。

「だからね、あたし、まるで……」

ウェンディは後ろからついてくる友だちに話していた。女の子がもうひとり、それに男の人が4人くらいいるようだった。みんな、ウェンディの話しをうんうんと頷いて聞いている。

全員が入ってきたのを知り、あたしは冷蔵庫を背に縮こまった。できるだけ目立たない、小さな存在に見せようとして。

「あ、ハイ、ラリッサ!」

ウェンディは、立っているあたしに気づくと、可愛い声であたしに呼びかけた。

「ようやく起きたのね。気にしないでくれるといいんだけど、テレビで試合を見ようと何人か連れてきたの」

突然、全員の目があたしに向けられた。今は自慢の美しい乳房があるのに、あたしはみんなの視線が気になった。多分、以前よりも、人の視線が嫌と感じていたかも。胸の前で両腕を組んで、顔を赤らめた。

「いいえ、いいわよ」

男子学生たちは、ちょっとあたしのことを振り返りながらリビングに入って行った。彼らの視線があたしの胸に向けられるのを感じた。

「あ、あと、こちらはジーナ。あたしの友だち」

ウェンディはもう一人の女の子の方を指さして言った。「彼女、あたしの地元の友だちなの。来週にかけて家にステイしてもらうつもり? 彼女の大学は休みなんだって。いいわよね?」

「ハーイ、会えて嬉しいわ」 とジーナは手を差し出した。あたしは胸の前で組んでいた手の片方を出して、彼女と握手した。心臓がドキドキする。ウェンディの友だちと会うといつもそうなるのだけど、この時も、いつもと同じ人づきあいの不安を感じた。いや、別にウェンディの友だちに限らず、誰とでもそうなるんだけど。

でも、これが理由で、あたしは立派な胸が欲しいと思ったんじゃないの? 胸が大きくなったら自信が持てると思ったのでは? でも、思ったようには、なっていない。

「あたしも会えて嬉しいわ」 とあたしは小さな声で早口で言い、また顔を赤くした。


[2015/11/12] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)

願い事には注意して(5) 

でも、リリスの話しを聞きながら、あたしは別のことを考えていた。

「胸の形が変わったりしないなら、母乳を出さないで放っておいてもいいいんじゃない? つまり、いちいち絞り出さなくてもいいって。違う?」

そう言って、また、頭を下げて大きくなった胸を見おろした。いろいろ問題が出てきたけれど、やっぱり、この胸すごく形がいい……。

「ふーん、あたしならそんなことしないけどね」 とリリスは不吉な返事をした。

「どうして?」

「そのおっぱい、6時間くらい前にあんたにあげたんだけど、いま、どんな感じしてる?」

訊かれるまで、気づかなかったけど、言われてみて、ちょっと痛くなってるのに気づいた。そんなひどい痛みじゃないけど、何だか圧迫されてる感じ。バスルームで感じた、あの、溜まってるものが放出されたような快感って、この圧迫感からの解放だったのだ。

「ほったらかしにしたら、どんどん痛くなるということ?」

手で片方の乳房を持ち上げて、ちょっと揺すってみた。重くなってる感じがしたし、前より痛くなっている。

「たぶん、しばらく痛みが続くでしょうね。でも、でも、別に何かしなくちゃいけないってわけじゃないわよ。意図的にミルクを絞らなくても、いずれ出てくるから」

「つまり、漏らしちゃうってこと?」

「ちょっとね」

リリスがあたしを笑ってる感じがし、あたしは顔が真っ赤になった。

「でも、そんなミルクをどうしたらいいの? 飲むとか?」

「飲んでもいいんじゃない? 害にはならないわよ。正直、あたしはどうでもいいけどね。ちゃんとうまくいってるか確かめるために電話したんだから。ま、多かれ少なかれ、あんたが求めたようになってるようね。もう、出かけるからね。今日はすごく忙しいんだから」

リリスは急に退屈そうな声になった。

「多かれ少なかれってどういうこと? 胸をこんなふうにしたいとは思ってなかったって言ったでしょう?」 あたしは必死になって訴えた。

「あのねえ、ラリッサ。さっきも言ったけど、願い事をする時には注意するのよ。それ、知っているべきだったのよ。そんなにそのおっぱいが嫌いなら、今夜の2回目のお願いの時に、それをなくしてくれって頼みなさい。でも、その前に、その大きなおっぱいをちゃんといじりまわしてみたら? 気に入るかもしれないわよ」

そして、電話を切る音がした。

あたしは、しばらく茫然としていた。いったいどうしたらいいの? こんなの正常じゃない。

そしたら急に胸の圧迫感が増える感じがし、胸元に目をやった。いまだに、この胸を見ると、その大きさや形の美しさにうっとりとしてしまう。だけど、母乳についてはどう思ってよいか分からなかった。ものすごく変! ふたつ目のお願いで、この胸を元通りにするか考える必要があった。でも、そんなの、せっかくのお願い事なのに、無駄遣いすぎる! ダメダメと頭を振った。それに合わせて、いっそう胸が痛くなった。

「たとえ今日一日だけでも、この状態、無視できないわ」 そう独りごとを言った。

この乳房をなくすかどうか、いまの時点で心配しても意味がない。ともかく、どんどん張ってくるお乳のことを何とかしなければ。

持ってるブラは全部あわなかったので、代わりに大きめのTシャツを着た。そのシャツは、前までは大きかったけど、乳房ができた今は、身体にぴったりな感じで、胸の丸い盛り上がりをゆったりと包んでくれていた。

一応、上半身も服を着た状態になれたので、安心して廊下にでた。ウェンディの部屋のドアは閉まっていた。これは幸い。シャツの中、胸を軽く弾ませながら、キッチンへと進んだ(もっとも、胸が弾むたびに張った感じがひしひしと伝わってくるんだけど)。

キッチンに入り、引き出しの中を漁り始めた。そして、あたしが前にフットボールの試合を観に行った時に、お土産として買ってきた大きなプラスチックのカップを見つけた。大きなカップで1リットルくらい入るヤツ。

それを部屋に持ち帰ろうと思ったけど、部屋の方向に振り返った時、急に強烈な圧迫感が襲ってきた。胸元を見ると、シャツの前に小さな濡れた染みがふたつできてる。ああ、漏れ始めているんだ!

部屋に戻ってる時間がなかった。後ろを確認して、絶対に誰も見ていないとチェックした後、素早くシャツを脇の下まで捲り上げ、胸を露出した。左右の乳首に、それぞれ白い滴が出てきているのが見えた。

その滴は見る間にどんどん大きくなって、やがて、ひとつがこぼれ、乳房の丸い肉丘を伝って、下に落ちた。

気持ちいい! 圧迫感からちょっとだけ解放される感覚!

でも、こんなことしてたら、床をびちゃびちゃにしてしまう。急いで行動する必要がある。

大きなカップをキッチンのカウンタに置いた。そうして、ちょっとしゃがむ格好になって、左の乳房がそのカップのところに来るようにし、強く絞った。さっき洗面台の前でやったより、ずっと強く絞った。

「あああ、いいッ……!」

無意識に喘ぎ声が出ていた。あたしの乳房から、白いミルクが、それこそジェット噴流のようにビューッと撃ち出てきて、カップの中にシュワーっと入っていく。

この感覚、信じられないほど強烈だった。それに、ものすごく気持ちいい。もう一度、今度はちょっと注意深く絞った。温かいミルクがあたしの身体から出てくる。またも快感に喘ぎ声を上げていた。

この快感、もはや、否定しようがなかった。単なる溜まっていたものを解放する感覚だけではない。本当の意味での満足感。それに、性的な快感も確実にある。

もう一度、揉んでみた。3回目。ぎゅっと握りながら、膝ががくがくしていた。それに、間違いようのない湿り気が脚の間に広がってくるのを感じた。声を出さないよう下唇を噛んで、もう一度、揉んだ。今までで一番強く。


[2015/11/11] 願い事には注意して | トラックバック(-) | CM(0)