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淫乱ママ 第11章 (14:終) 


男たちが行くのを見て、あたしは、ほっと安堵の溜息をついた。クリスティもあたしの腕を離した。ベティは、パッと明るい笑顔をあたしに見せた。完璧と言えるような歯並びの真っ白い歯が見えた。これならどんなハリウッド女優とも張り合えそうと思った。そして彼女はあたしにウインクをして見せた。

「あのバカ男たちのことは気にしないでね。あの人たち、警察のことを口に出せば、無害だから」

「ありがとう」とあたしは感謝した。

「ほんと、ありがとう!」 とクリスティも。ようやく娘は声が出せるようになったらしい。

あたしたちはベティの後について、お店の中央部に出た。目の前にはベティの、完璧な形のお尻があって、左右に揺れている。太腿の真ん中あたりまでの丈のミニスカートを履いていて、そこからいい色に焼けた太腿が露出していた。ベティの素敵なお尻に、目を釘づけにしながら、歩いた。

「ふたりとも、ちょっと怖気づいてしまったみたいね。私がお店の向こうに行って、ちゃんと男たちが出て行ったか見てくるわ」

ベティはそう言ってあたしに近づき、またにっこり微笑み、フレンドリーな感じで、握手の手を差し出した。

彼女は、ほとんど露出したあたしの胸と、そこにくっついたままのベトベトに吸い寄せられているみたいに、そこに視線を向けていた。彼女、たぶん、このベトベトが何であるか分かったかもしれない。そう思ったら、頬が熱くなるのを感じた。

「私はベティ」 彼女はそう言い、人懐っこそうな目であたしを見て、握手をした。

ベティは、あたしがあのバス停にいた女だと覚えているはず。だけど、知らないフリをしているのだろうと思った。多分、クリスティがいるので、お互いのプライバシーをクリスティに知られたくなかったからだろうと思う。あたしは、そのベティの配慮がとてもありがたかった。

「ハイ、あたしはケイト。そして、彼女は娘のクリスティ」と握手しながら答えた。

「娘?!」 ベティはちょっと驚いたみたいで、愛らしい目をまん丸にした。

その反応から、ひょっとすると、ベティはあたしたちがビデオ・ブースで何をしていたか知ってるのじゃないかと思った。そう思ったら、なおさら頬が熱くなるのを感じた。ベティにもあたしが頬を赤らめてるのが見えていたはず。

「本当に仲のいい、母娘なのね」 とベティは言い、すぐに急いでつけ加えた。「お店を閉めちゃうことにするわね。オフィスの奥に流しがあるの。そこで身体を洗い流すことができるわ」

クリスティは、あたしに素早く目配せし、ベティの後について行った。ベティが正面ドアに鍵をかけ、OPENのサインをひっくり返すのを目で追いながら。

あたしは、できるだけ早く娘とこの店から出たいと思っていたけど、もうひとつ、ここにいて、ベティのことを見ていたいという気持ちもあった。ほんと、ベティには何か魅力的なところがある。何か、あたしの心を捉えて、ここにいたいという気持ちにさせるモノが。……彼女の身のこなし? それとも、彼女の素敵な肉体? あたしには分からない。彼女のことについて知りたいことがたくさんあった。ピアスをした乳首についてとか、あのバス停での彼女の行為についてとか。

店の奥に行くと、ベティは小さなオフィスの中に設置されている流しを指し示してくれた。あたしは、小さなナプキンを持っていたので、それを濡らして、胸の谷間についたスペルマや、脚の間のベタベタを拭った。ベティにあたしが完全な淫乱女だと思われないように。

「あの男たち、前に見たことあった?」 とあたしは、胸のところをきれいにしようと、少し胸をはだけながら、ベティに訊いた。

ベティの目が、一瞬だけ、あたしのはだけた胸元に降りて、すぐにあたしの顔に戻るのを見た。

「いいえ、初めてね、この店では。この店には、普段はもっと下品な男たちが来るの。あの男たちはオフィス勤めの人みたいだけど」

あたしは、ドレスに染みがついているように見えたので、ちょっとドレスを引っぱった。その結果、一瞬だけ、ベティに乳首を見られたと思う。ベティは、ちょっと目を見開いたあと、すぐに目を反らした。だけど、彼女の呼吸が早くなったのは確か。あたしは、ベティは、同性愛には興味がないかもしれないけど、他の女性の肌を見ると興奮する人なのかもしれないと思い始めた。

「いずれにせよ、あたしたちを助けてくれて、本当にありがとう。どうやってお礼をしてよいか、分からないわ」 と濡れたナプキンを捨てながら言った。

「あら、そんなのいいのよ。助けになれて嬉しいわ」

「少なくとも、いつか、あなたをランチに招待させて。うちの家の庭でゆったりしながらランチを食べたり、なんなら、今度プールを作るから、それができたら、浸って遊ぶのもいいかも」

あたしは、今度、庭にプールを作る計画があることを伝えた。あたしも、主人も、家にプールがあると、若い女性が遊びに来ても、楽しめるのじゃないかと思っていた。

「それって素敵ね。是非、行きたいわ。あなたたちふたりも、こうして知り合いになったわけだから、時々、ここに遊びに来てね」 とベティは言い、ウインクした。

そして、あたしたちは、ベティと電話番号を教え合い、支払いを済ませ、お店を出た。

つづく

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[2015/09/04] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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