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女性化キャプション3 (4:終) 

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そんなに大きすぎるわけでもないよ。パーフェクトじゃないか。

「でも、エクササイズしようとするといつも、これが痛いんだよ。神様は、ボクに走るのを禁じたようだ。スポーツブラを2枚重ねて着けても、ぶるんぶるん揺れて、すごく不快になる。それに、背中の痛みのことも言わせるつもりかい? 仕事で一日中働いた後なんか、痛くて痛くて」

そう言わずに。君はそれを何か重荷のように振舞っているよ。でもね、君のような胸を求めて死にそうになってる女の子がたくさんいることを知ってるかい?

「でも、ボクは女の子じゃない!」

ああ、その通り。君は男だからと言うんだろ? そのおっぱいがありながら。その小さなおちんちんで。髪の毛も長くして。カラダは曲線美豊かだというのに。それに……

「オーケー、言いたいことは分かったよ。ボクは男じゃないって言いたいんだろ? そう言って、嬉しいのかい?」

君もそれで嬉しいなら。

「でもボクは嬉しくなんかないんだ! 何と言うか、もっと小さくするものがあればいいなと」

君は前に言っていなかったかな? そんなことをすることは、神様が贈り物を授けてくださったことへの返礼として、神様の頬にビンタするようなものだと?」

「ああ、でも……」

でも、何かな? 君は、その乳房と折り合いをつけて生きて行かなくちゃいけないんだよ。それはそんなに悪いことじゃない。さっきも言っただろ? そういった乳房があったらいいなと思ってる女性は山ほどいるんだよ。君だって、そのおっぱいがなかったら、そもそも、今の仕事に就けていなかったと思うよ。

「でも、ストーンさんは、ボクが好適だからボクを雇ってくれたんだよ! ストーンさんは僕のお、おっぱいになんか興味はないよ」

いつまでも、そう言っていればいいさ。いつまでも。

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「これ、うまくいくわよね。絶対うまくいくでしょ?」 とアーロンは訊いた。

「うまくいかないと思ったら、ここには来ないわ。あなたも分かってるんじゃない?」 とテレサが言った。「彼が餌に食いつくって。絶対よ」

アーロンは、すっかり全裸で回りの人に丸見えになりつつ歩道を歩きながら、まさに餌そのものになってるように感じた。恥ずかしい気持ちだったと言うだけでは、まったく言い足りないだろう。でも、テレサによれば、これが唯一の方法なのだった。ふたりにとっては、これが、良き生活を得るための唯一のチャンスだったし、アーロンは、それを台無しにするつもりがないのは確かだったのである。

それでも、もし彼が、この計画についてうまくいかないかもしれないと思っていないと言ったら、彼は嘘をついていることになるだろう。この計画とは、彼が(テレサの言葉であって、彼の言葉ではないのだが)「男の娘」になり、このリゾートのオーナーであるサッド・フィツパトリックを誘惑するという計画だった。もちろん、すべては、このリゾートがヌーディスト・リゾートであるという事実により、ややこしくなっていた。ヌーディスト・リゾートだと言うことになると、アーロンは、「男の娘」として通るためには、この変装に本気で取り組まなければならないということを意味していた。

そして、彼はその通り、本気で取り組んだのだった。抗男性ホルモン剤を服用し、厳しいダイエットと厳格なエクササイズに専念したのである。その結果、1年という時間をかけて、彼は完全に自分の肉体を変え、その後、2回ほど小さな手術を受けたのだった。そして、彼はとうとうテレサに合格の言葉をもらったのである。

「本当に、彼、こういうのにハマってるのよね? 確かなのね?」 アーロンがこのような質問をするのは今回が初めてではない。

「どうかなあ。ちゃんと確かめずにここまでやってきたらから」とテレサは皮肉まじりに言った。「でも、もちろん、あたしは確信してるわ。彼はあなたのような男の子が好きなの。それで、あなたの方は心の準備はできてる? だって、ほら、あそこに彼がいて、あなた、もうすでに彼の視線をとらえているみたいよ」

「こ、心の準備?……あたしは、ただ……」 アーロンは、お腹のあたりがそわそわして、怖気づいてしまいそうだった。だが、何百万ドルもの大金がかかっていることを思い出し、何とか、勇気を奮いたてた。「ええ、準備はできてるわ。さあ、始めましょう」

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彼は、いろいろなあたしの姿を見ている。強情な高飛車オンナになったあたし。優しく愛するあたし。自信をもった女になったあたし。その、あたしのいろいろなバージョンを見てきてるゆえに、いっそう、彼はあたしを愛してくれている。

彼はあたしの過去を知っている。ひとつひとつの段階を経る時、彼はいつもそばにいて、あたしを支え、愛してくれた。彼は、最悪の時のあたしの姿を見ている。この世の中で、自分の居場所が全然わからなかったおどおどして恥ずかしがり屋の少年だったあたしを、彼は見ている。あたし自身は全然わからなかった時ですら、彼は本当のあたしを知っていた。

あたしが変身するところも彼は見ていた。知らない人に指を指された時、彼はそばにいて、彼らが笑った時、あたしをかばってくれた。そういうことが耐えきれないほど積み重なった時も、彼はあたしを慰めてくれた。彼の肩に顔を埋めて泣いたことが、幾度あったか、数え切れない。

あたしが花開いたところも彼は見ている。あたしが、今のあたしになるところを彼は見ている。そして、そうなるまでずっと、彼はあたしにとってしっかりした岩となってくれた。多くの変化を経る間、しっかりと固定して、あたしを自分の現実からはぐれないようにしてくれる錨となってくれた。

あたしは彼にとてもたくさん迷惑をかけた。どうしても罪悪感を感じてしまう。周りの人々はみんな、彼のことを、単にあたしと一緒にいることだけで判断した。彼らにあたしは大声で抗議したくなる。彼こそ素晴らしい人間なのだと伝いたくなる。でも、彼らが耳を貸さないのは知っている。あの人たちはそういう人間なのだ。

あたしがこうなるまでずっと、彼は持っている愛情のすべてをあたしに注いでくれた。そしてあたしは、そのことを永遠に感謝し続ける。そして、あたしが願うことはひとつだけ……祈りにも似た願いはひとつだけ……いつの日か、彼に、あたしにとって彼がどれだけ大切な人なのか示す機会が授かりますように、と。

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「おお、何という! これが彼だなんて、ありえない。そうだろう?」 とポールは言った。「いや、ありえない。これは、なんかの冗談じゃないのか?」

「いいえ、冗談ではありませんよ、スティルズさん」 とテレサは答えた。「本当に、これがあなたのクライアントです」

「し、しかし、彼に何が……筋肉も、刺青も……」 ポールは呟いた。

「あなたは、身元の完璧な隠滅をお望みでしたでしょう? 身元がバレるような特徴はすべて消すことを。リューベン・フィーネスの痕跡は一切ありません」

「でも、どうやって? 君が良い仕事をするのは知っているが、それにしても、こんな……」

「私どもの方法は、絶対秘密になっております。その点は、どうかご理解を」

「彼は、これで納得してるのか? 彼は、こんな……こんな姿になって、気にしていないのか?」

「彼は、完全な変身をする必要があることを理解してました。そして、性別を変えること以上に良い変身は存在しません。リューベン・フィーネスと、このルビイ・フランクリンとの関係を掴む人は決して現れないことでしょう」

「確かに、その通りだ。そ、それで、これからどうする?」

「まずは私どもにお支払いをお願いします。電信で送金してくれて構いません。その後、あなたの元上司だった彼女を、彼女が望むところへどこへとなりお連れすれば良いのでは? 私どもには関係ありません。ただし、もし、あなたがここで起きたことを他の人に話したら、その場合は、あなたが私どもの次の仕事の対象になることだけはお忘れなく」

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「でも、まだ理解できないんだけど、どうしてあたしがこのドレスを着なくちゃいけないの? あなたが着た方がもっと適切じゃない? だって、ここではあなたが女の子なんだから」 とサムは言った。

キャリスタは答えた。「もう、100回は言ったはずよ、サミー。あたしがそれを着るのは、不誠実なことになると思うのよ。あたしは女の子かもしれないけど、あたしたちの結婚では、あなたが妻になるのは確実でしょう? あなたも納得してる通り」

「でも、ふたりともスーツを着てもいいんじゃない? そうしてるレスビアンのカップルをたくさん見たことがあるもの」

「あたしたちレスビアンじゃないでしょう? それに、あなた、スーツを着るとすごく変に見えるのよ。自分でもそう思わない?」

サムはふくれっ面になって、ドレスをベッドに放った。「あなたは分かってないわよ」

「いったい、どうしたの? どうして怒ってるの? これまで、あなたはドレスを着ることに、一度も文句を言ったことがなかったのに」

「でも、式にはあたしが知ってる人がみんな来るの。みんなよ! 昔の友達や、家族も、ママもパパも。みんな、あたしたちの関係を理解しないと思う。どうしてあたしが今のような姿になったのか、みんな、理解しないと思うの。みんな、最後にあたしを見た時は、あたしはごく普通の男だった。なのに、今は? あたしを見てよ、キャリスタ。みんな、どう思うかしら?」

「で、あなたは、スーツを着れば、それを隠しきれると思ってるわけ?」

サムは頷いた。

「そうはいかないのは知ってるくせに。みんな、あなたが何を着ててもちゃんと分かるでしょうね。それに、そもそも、そんなことは問題じゃないんだから。この結婚式は、あなたにとっての特別な日になるの。他の人がどう思っても、あたしたちは、他の人と変わらない普通の人間なのよ。互いに愛しあっていて、人生の最後まで一緒に暮らしていきたいと思っている男と女なの。あなたが何を着ようが、それに、あたしたちが夫婦になって、どちらが一家の主となろうが、そんなこと、問題じゃないの。問題なのは、あたしたちが幸せかどうかという点だけ。そして、もし他の人がそれを支持できないと言うなら、そんときは、そんな連中、勝手にしろ、だわ」


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フェリシアは、彼女たちに否応なく向けられる視線を無視しながら、車のボンネットにもたれかかった。そして、彼女の心も、同じく否応なく、これまで彼女が辿ってきた人生の道を振り返っていた。そう、彼女がフェリシアになる前の人生を。暴走族である「破壊の息子たち」の駆け出しのメンバーだったフェリックスと名乗っていた頃の人生を。

フェリシアと親友のトミー(現在はタミー)は、少年期から「破壊の息子たち」を憧れ、その追っかけをしてきた(もちろん、普通の人々は、そのバイク暴走族を危険なギャング集団と見ていたのであるが)。ふたりとも、夢と言えば、そのメンバーになることだったと言ってよかった。そんな具合であったので、メンバーに慣れるかもしれない機会が生じた時、ふたりはそれに飛びついた。ふたりとも実際には犯罪や脅迫に満ちた生活に向いていた人間ではなかったのだが。ともあれ、最初の2年ほどは問題なく過ごすことができ、ふたりは、若手ではあるものの、族の信頼されるメンバーになり、次第に重要な仕事を任されるようになっていた。

だが、ふたりがそれぞれ10キロ以上のコカインを運んでいるときに、ライバルのギャングたちにつかまってしまった時、ふたりに転換期が訪れる。(あまり勧められることではなかったが)予想した通り、ふたりの成り上がりの暴走族は殺されるのを恐れて、運んでいたブツを渡してしまったのだった。「破壊の息子たち」は、そのことを知ると、手厳しい罰を与えた。

族のリーダーのマイクが言った。

「おめおめと渡しやがって、オマエら、女の腐ったようなやつらだな。マジで、そういうふうになるのがオマエらの運命だ! オマエら、二階にいる女どものところに行け。今後二度と、男のような振舞いをするなよ。そうしてるところを見たら、必ず、ぶっ殺すからな!」

そして、命の危険を感じたふたりは、リーダーの命令に屈して、(手術や女性ホルモン摂取を含む)全面的な女性化を受け入れたのだった。それからしばらくして、ふたりは、族の随行者(もっと正確には、グルーピー)の一部として受け入れられた。

これは頭のいい措置だとフェリシアは思った。これにより、族は、好きなことならどんなことでも喜んでヤラせてくれる淫乱女をふたり獲得したことになったばかりか、元メンバーがこうなったということで、族の仕事を裏切る可能性がある者たちへの見せしめにもなったからである。フェリシア自身にとっても、とうとう、自分にふさわしい居場所を見つけられて、この上なく幸せであったのだった。

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ケイティは彼らの前を行ったり来たりしながら言った。

「もちろん、こいつら完全に従順よ。どんなことを言っても、やるわ。質問は禁止。不平も禁止。もう頭が命令に従うようにできてるの。ちんぽをしゃぶれと言えば、喜んでしゃぶる。バレリーナの格好をして、みんなやみんなの友だちにからかわれながら歩きまわれと言えば、喜んでそうする。こいつらみんな、命令に従わなかった場合にどうなるかちゃんと知ってるから」

ジャネットは左から右へと順に目を向けた。そうして大学の中でも最も悪名高いプレーボーイ3人の姿をしっかり目に焼き付けた。3人とも、最後に見たときとはまったく姿を変えていた。ピンク色の紐の先につながっている3人は、彼ら3人が食い物にした女子学生たちと、実質、見分けがつかない……脚の間にある小さなシロモノは別だけど。

ケイティがこの3人をどういうふうにして変身させたのかは謎だった(少なからず恐ろしいことだろうけど)。確かに、彼らの元の容貌の痕跡は残っている。前に彼らを知っていた人なら、誰でも、同じ人だと分かるだろう。だが、彼らの身のこなしや態度、そして人格はと言うと……それらはすべて消えていて、完全に従順なものに置き換わっていた。

ジャネットの心を読んだかのように、ケイティが言った。「3人ともちゃんと残っているわよ。男の心はね。それは、わざと消去しなかったの。3人とも自分に何が起きているのか、ちゃんと分かっている。だけど、それについて何もできないのよ。何なら、こいつらを一時的に解放させるトリガーの言葉を教えてあげてもいいわよ。こいつらが、自分がしたことや自分がどんな人間になってしまったのか、現実を知って慌てふためくのを見るのって、本当に楽しいわよ」

ジャネットはケイトが言ったことの意味を考え始めた。だがすぐに他の女の子の言葉に、考えは中断してしまった。

「さあ、説明はもう十分だわよね? 実際に見てみることにしましょうよ。さあ、あんたたち、まずは、お互いにちょっとエッチなことして見せなさいよ」


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「彼は完璧に健康です」 と医者が言った。

「完璧に健康って!」 彼の母親が大きな声を出した。「完璧に健康って、あんた、いったい何を言ってるの? 彼を見てみなさいよ!」

「お母様」 医者は落ちついた声で言った。「少し、落ちついてくださらないと。このことで、辛い気持ちを味わってらっしゃるのは分かります。ですが、お母様、落ち着いてくれないと、私は、ここから出て行ってくださいと言わなければなりませんよ」

「でも、彼を見て」 母親の声はまだ切羽詰まった調子ではあったが、かなり落ち着いてきていた。「む、息子は……息子はお、女の子のような身体に……!」

「ショッキングなのは分かります。でも、息子さんが摂取したモノを考えると、これは驚くに足らないことなのです。むしろ、より厄介なことになっていない点で、運が良かったと言えるのです。様々な癌の症状を出してると診断されてる人もたくさんいるんですよ。白血病とか、リンパ腫とか肝臓癌とか。大勢の他の患者さんたちと照らし合わせると、お子様はかなり幸運なのですよ」

ボクは叫びたかった。幸運? 幸運なんてものから一番離れた状態にいる気持ちなんだけど? 何もかも、ジムにいたあの男に説得されて、新しいステロイドを試してしまったせいということ? 確かに、何か副作用はあるだろうなとは思ったけど。肌荒れとか気持ちが一時的に塞ぎこむとか……よくある普通の副作用はあるかもと思ったけど。でも、だんだん、身体が変わり始めて……。

「でも、何か治療法はないの?」 ママが言った。「手術とか? ホルモンとか?」

お医者さんは頭を左右に振った。「手術は効果的かもしれません。一応は。でも、お母様も理解しなければいけません。アダム君の身体は、化学的構成も、そして骨格の構造からして、変わってしまったのです。手術をしても決して元通りになるわけではありません。せいぜい達成できたとしても、両性具有状態に似たものにすることくらいしか期待できません。それにしても、息子さんの体形がこれほどですから、かなり長期間、治療を続けた後になるでしょう」

そういう答えになるのは、ママが質問する前からボクには分かっていた。ボクだって分かる。身体があまりにも変わってしまい、元に戻るなんて……不可能としか思えない。それも、お医者さんによれば、充分な理由がある。ボクが摂取した「ステロイド」の構成を逆構成できたら、もしかして……というのが残された希望だけど、誰も、あの薬のサンプルを持っていないので、そんなのは夢のまた夢だろうな。

「そもそも、こんなこと、どうしてあり得るの?」 ママは、事態の深刻さをようやく納得したらしく、別の質問をした。「息子は大学に進むことになっていたんです。10以上も奨学金を提供されていたのよ。でも今は? こんな姿になってしまって」

身長185センチ、体重90キロはあったのに、30センチは低くなったし、30キロは痩せてしまったかな? ましてや、このおっぱい。大学でフットボール選手として活躍するには体格がふさわしくないと言うだけだったら、とてもじゃないけど、言葉が足りないよ。

「いいですか、ケインさん。他のご両親にもお話ししたことを言いますが。これは、簡単に直るようなことではないのです。あなたの息子さんは不可逆的に変身してしまった。彼が摂取したものがどういうふうに作用しているか、それすら分からない状態なんです。ましてや、直す方法なんて、もっと分かりません。でも、息子さんは健康だということで、とても幸運なんですよ。それに、適切に振舞えるようになれば、かなり普通の人生を生きて行くこともできるのです。ええ、息子さんは男性にはならないでしょう。ですが、それでも、幸せに生きて行くことはできるんですよ。問題は、お母さん、それであなたが満足するかどうかにかかっているんです」

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「マークなの?」 ティナは驚いた。「ああ、なんて! 本当にマークなの?」

「ああ、そう」 と少しはにかみながらマークは答えた。

「な、何が……いったい何が起きたの?」

「ショックなのは分かる。君が2ヶ月ほど離れてて、戻ってきたら、これだから。でもね……」

「でも、あなた、こういうの嫌っていたじゃないの?」 ティナはマークの言葉を遮った。「ちゃらちゃらしたランジェリとか、お化粧とか、長い髪の毛とか……」

マークは肩をすくめた。「嫌ってはいないよ。ただ……何と言うか……話しは込み入ってるんだ」

「確か、あなたは、大学の男性権利クラブの部長だったわよね? あなたがいつも言っていたことでしょ? そういうものはすべて、男性の従属化を広めるための女性による文化構成物にすぎないって?」

「まあそんなことは言っていたけど」 マークは認めた。

「じゃあ、何が変わったの? あたしがここを離れた時は、あなたは事実上、闘争的な男性至上主義者だったじゃない? なのに今は? 今のあなたは、レースの下着を着て、お化粧をし、髪を長く伸ばしてる。どうしてこうなったの?」

「バレンタイン・デーだから」 とマークは答えた。

「あたしの質問に答えてないわ」

「いいよ。言うよ。ボクは馴染むことにしたんだ。ボクがそう言うのを君は聞きたかったんだろう? 確かにボクはジーンズを履いてTシャツを着るのにうんざりしてるし、みんながボクのことを、何か病気になってるみたいに見つめるのにもうんざりしてる。職場の女子の半分は、ボクのことをゲイだと思っているよね。そして、男子の方と言ったら……一切、ボクと関わろうとしない。でも、最悪なのはそこじゃないんだ。最悪なのは、ボクがスーツを着て君のイベントとかに出席すると、君がからかわれてしまうということ。そういうのイヤなんだ。ボクは君がそんな目に会う原因になりたくない。本当に」

「あたしはそんなの気にしていないのに……」

「でも、それは君が思ってることとは違うよ。ボクは君にふさわしい夫になりたいんだ。ボクは可愛くなりたいんだ。ボクは君にボクのことをみんなに見せびらかして自慢してほしいんだ。そうなるためには、時々、ドレスを着るというんだったら、それも構わないって」

「でも……」

「『でも』はなし。もう決心したんだ」

ティナは長いこと沈黙していた。そしてようやく微笑んだ。「ということは、これが新しいあなたということね?」

マークは肩をすくめた。「そうだと思う。でも、新しいボクということで、フットボールを観ながらビールを飲むのを止めるということを言うんだったら、話しは……」


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夫に元に戻ってほしい。そう願うことが間違っていて、無神経なのは知っている。でも、どうしても我慢できない。ずっと最後まで夫のことをサポートしていきたい。夫を愛している。でも、実際、あたしは男性と結婚したの。なのに、彼の今の姿を見ていると、彼は「男性」というものからあまりに遠くかけ離れてしまい、本当に昔は男性として生きていたのか信じがたいと思わざるを得ない。

彼がずっと前から他の男の人とは違うと感じていたと、自分は男性の肉体に閉じ込められた女性なのだとあたしに告白した時、あたしは彼と一緒に号泣した。そういうことの感情面で夫に同調するのはとても簡単だった。夫はとても勇気があって告白してくれた。だから、あたしは、夫をサポートするのが義務だと感じずにいられなかった。でも、心の奥では、このことを認めると、あたしと彼の夫婦生活にどういう意味をもたらすんだろうと、どうしても気になっていた。わがまま? そう。自分でも分かっている。

彼が肉体を改造していくのをずっと見守った。男性性のひとつひとつが薄れ、消えて行き、代わりに女性的な曲線が姿を見せてくる。彼が辛い時期、つまり、どう見ても男がドレスを着ているとしか見えなかった時期、あたしは夫を励まし続けた。ここまで来たんだから、必ず、いつの日か、他の女性と見分けがつかなくなる日が来ると、彼に言い続けた。でも、彼の身体が柔らか味を帯びてくるにつれて、あたしは彼の失われた男性的な部分を惜しむようになっていった。そんなたび、あたしは、自分は何て恐ろしいことを思う人間なんだろうと思った。だけど、どうしてもそう感じてしまうのはダメなのかしら?

夫が、ご両親の反応に対処する時も、あたしは慰め続けた。特に、夫のお父様は激しく怒った。あたしは、ご両親に機嫌を直すように言い、いつの日か、美しい女性として夫をありのままに見てくれる日が来るよう伝えた。でも、あたしは、心の奥底では、ご両親の拒絶反応が痛いほど理解できる。自分の息子が娘になるのを望む両親がどこにいるだろう? 受け入れることはできるかもしれないけど、それを祝福することまではできないだろう。あたしの恐ろしい思いから生じた罪悪感が、あたしを圧倒し始めた。

夫を愛している。それは真実。でも、それはロマンティックな愛ではないと、もはや、そうではなくなっていると認めざるを得なかった。夫はもはや男性ではない。あたしは夫を男性と思うことを止めなくてはならない。でも、同時に、あたしは夫を女性として見ることもできない。そして、それゆえ、あたしは本当に恐ろしいほど自分を恥ずかしく感じている。

じゃあ、これからどうしたらよいのか? どんな顔を彼に(彼女に?)見せたらよいのか? これは契約とかでサインしたという話しではない。夫をサポートすると言った時、こうなるとは予想できなかった。前もって心の準備を整えておくなんてできなかった。

今、夫はお祝いをしたがっている。理性的にはあたしもそれを理解できる。公的に男女の性を変えるのは大仕事だから。でも、シャンパングラスを掲げる彼を見ながら、あたしは、これはお祝いではないと思った。少なくとも、あたしにはお祝いではない。これはお葬式だ。

夫は亡くなったのだ。そしてその代わりに、見知らぬ人が入ったのだ。何も変わっていないようにあたしに振舞うよう期待している見知らぬ人が。

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これが、あなたが望んだことでしょ? 違う? 支配されることよね? 奥深くの、闇の中の、最も恥辱に満ちた夢を無理やり探られること。あなたがあたしに言ったことって、そうよね? で? なぜ、もがいてるの? 考え直したとか? そうだとしたら、理解できるわ。今日は大イベントの日。不安になるのも当然よね?

あら、あなたのお友だちにバラされたくなかったの? そうするには、ちょっと遅すぎたみたいよ。大半のお友だち、もう、こっちに来る途中だわ。みんな、ショーを楽しみにしてるみたい。みんな、あなたから、すごいアナウンスメントがあるって思ってる。そんなお友だちをがっかりさせたら悪いでしょ?

それとも、みんながあなたの姿を見た後、何が起きるか心配しているの? 間違いないわね。何人か、あなたと楽しみたいと思うんじゃないかしら? でも、これまでも何回もそういう経験はしてきているでしょ? だったら、今回もたいした違いはないんじゃない?相手があなたのお友だちになるだけで。

いいこと、淫乱ちゃん。これは全部あなたが考えたことなの。あなたがこのゲームをしたいと言ったの。あなたが、あたしに、あなたをエッチでイヤラシイ可愛い淫乱として扱ってほしいと言ったの。あたし? あたしは男性と結婚したのよ。こんな男の娘なんか欲しくなかったの。これは全部、あなたが招いたことなのよ。あたしは、ただ話しを合わせていただけ。

ええ、確かにあたしも役を演じたわ。鞭で叩いたり、ビンタをしてあげたり、ストラップオンで犯してあげたり。あたしは、あなたが望む恥辱をするための道具になってあげてたのよ。あたし自身は、そんなのしたくなかったわ。もっと言えば、いまだにあなたが本物の男だったらいいのにって思っているんだから。

でも、もう、船は出ちゃった。あなたもあたしも、あなたが誰か、あなたがどういう人か知っている。そして、今夜から、他の人もみんな知ることになる。今後はスーツ姿の下に隠す必要はなくなる。今後は、あなたも、どんな女を征服したかなんて嘘をつく必要がなくなる。障壁と言うか境界がなくなるのは、あなたとあたしとあなたの親友何人かだけだから、構わないじゃない。

心の準備ができたかしら。そろそろあなたの人生が変化を迎える時が来るわよ。

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「シモンズ先生?」

トーマスは思い切って訊いてみた。そしてもう一度、見直した。「ああ、なんと……」

「こんばんわ、トミー」 冷静に落ちついてるといったふうに聞こえるような声で言った。正直言えば、恥ずかしさを隠すのに精いっぱいだった。「調子はどう?」

「な、何と言うか……ぼ、僕はただ……」 トーマスは口ごもった。

重要なのに誰も触れたがらない点。それはゾウが部屋にいるのに誰も何も言わないようなもの。それを話題にすることにした。 「ええ、トミー。あたしはドレスを着ている。それに訊かれる前に言うけど、そう、乳房があるわ。あなたたちが大学に進んでから、たくさん変わったの」

「で、でも……マイクは知ってるんですか?」

「もちろん、息子ですもの」

そう答えたけど、真実は少し曲げていた。息子はあたしが女として生きているのを知っている。でも……まあ、すべてを知っていると言うわけではない。あたしはチラリとリコの方に目をやった。リコはあたしのヒモ。もちろん、リコもあたしを見ている。彼はすべてを見ている。そしてリコは、あたしに興味を持った人誰に対してもあたしがサービスを提供するように期待している。トーマスもそんな人のひとり。端的に言って、あたしは娼婦。

ちょっと脚を広げ、トミーに「商品」を見せた。

「ちょっとお楽しみをしたいと思ってたんじゃない?」 と娼婦っぽいベストの声で問いかけた。

「ええ?……ちょ、ちょっと待って……まさか…ああ、なんてこと! ダメです。何と言うか、マイクも一緒に来てるから」

心臓が喉から飛び出そうになった。「マイクがここに?……そ、そんなはずは…」

だが、確かにマイクの姿を目にする。自分の店を見回る店長のようにカジノのテーブルの間をゆったりと歩いていた。そして、マイクもあたしを目にした。すべてがめちゃくちゃになる。

「お、お父さん? 何をしてるんだ。ああ、まさか。それに、その服。何でドレスなんかを!」

「お前には理解できないだろう。絶対に。……いいか、後ですべてを説明する。だから、ここを出るんだ。いいか? こんなふうにパパのところに関わってはダメ。パパの仕事中はダメ」

「仕事中? どういうこと、仕事中って? パパ?」

それに答える時間はなかった。というのもリコが記録的なスピードでカウンターの向こうから駆け寄ってきたから。

「このガキども、お前の邪魔をしてるのか、ジャスミン?」

リコは最大限の凶悪顔になって言った。途端に部屋全体が暗くなった。強調するようにこぶしをグリグリ擦り合わせる。

「違うわ、リコ」 とあたしは手をリコの逞しい胸に当てて答えた。「この子たちは違うの。この子たち、何も分かっていないだけ……」

「ただマンは禁止だぞ。お前たち、楽しみたかったら1000ドル持ってこい。1時間たっぷり、どんな変態行為も楽しめるぜ。だが、カネがねえなら、彼女には手を触れるな。いいな?」

「ジャスミンって?」 マイクが言った。「でも、僕は……これってまさか……」

あたしは息子を遮った。「彼が言った通り、カネがないならダメよ」

そしてリコがふたりを追い払うのを尻目に、再び飲み物を飲み始める。明日の朝は説明することが本当にたくさんありそう。


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[2016/03/14] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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