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67 Committed 「本気の仕事」 

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67 Committed 「本気の仕事」

「自分のミッションを理解してるか?」 とエージェント・マイケルズが訊いた。

ルイスは腰に手を当て答えた。「バカか、サム。俺は自分の仕事を分かってる」

「エージェント・マイケルズと呼べ。ここから1歩外に出たら、お前はルイス・ロドリゲスではない。お前はローラだ。ローラは俺の相棒ではない。ローラは俺とため口を聞く間柄ではない」

「俺がすべきことは分かってる。いいから、服をよこせよ」

エージェント・マイケルズは衣類の山をルイスに放り投げた。「潜入しろ。そして仕事をするんだ。捕まるなよ。お前を助ける余裕はないからな」

「分かってる。それとも何か? お前、俺が失敗するかもしれないと思ってこれをヤルとでも思っているのか? 神に誓うぜ。俺を子ども扱いするのはやめろ。何が重要かは分かってる。自分の仕事も分かってるんだ」

ルイスは内心イライラしてるのを隠さなかった。イライラの原因は、大半が、思考に染み込んでくる不安感だった。あれだけ準備をしたものの、あれだけたくさんの訓練をしたものの、自分がこの役割を相手に納得してもらえるように演じ切ることができるか、自信がなかった。ほぼ3ヶ月にわたる綿密なプログラムの結果、彼には、ほんの小さな痕跡を除いて、男性性のほとんどすべてを失っていた。にもかかわらず、依然として、自分が成り済まそうとしている存在として、あの連中に納得してもらえるかどうか、分からなかった。

だが、仕事は仕事だ。これは必要なことだ。

「お前ならうまくできる。その姿、大したものだと思う。今のお前はトンプソンの好みのタイプそのものだ。お前が違うなんて、あいつは微塵も思わないだろう」

「違うって、シシーとは違うとかか? それとも娼婦と違うとかか?」

「考え直してるんじゃないだろうな?」 とマイケルズが訊いた。

「もちろん、考え直しているさ! 1度ばかりか、2度、3度と考え直してる。だが、俺は何が問題か知っている。俺は仕事を完遂する。これが終わったら、元の自分に戻る」

「ああ、俺は理解してるよ」

「本当か? 俺はこれから、ウチの隊の半分を殺した男のちんぽをしゃぶることになるんだぞ。あいつに抱かれることになるんだぞ。俺はこれからあいつの完璧なセックス玩具のふりをすることになるんだぞ。しかもお前は俺はもう……」

「もう後戻りはできないんだ」とマイケルズは元相棒の言葉をさえぎった。「書類は中に入ってる。かかわっている人間全員に関して、お前はローラだ。ルイスは死んだ」

「分かってる」ローラは気持ちを落ち着かせようとしながら答えた。「そして俺は俺の仕事をやる。だから、せめてお前には俺がこれを喜んでやるとは思わないでほしいんだ」



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[2018/04/16] feminization 67 | トラックバック(-) | CM(0)

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